第59回グラミー賞の授賞式が、2月12日(現地時間)に米ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催された。
今回もアーティストやゲストの個性光る着こなしで見どころ満載だ。

女性アーティストは、レディー・ガガジェニファー・ロペスのようにバストを強調するようなスタイルが多く見られた。以前から、様々なショーやイベントなどでも、奇抜かつ過激なファッションで注目のレディー・ガガ。今回の授賞式では、メタリカと共演したことで話題を呼んだ。
 
 

Lady Gagaさん(@gagadaily)がシェアした投稿 -


彼女は、バンドメンバーの一員であるかのような存在感溢れる衣装で登場。クロコダイルのジャケット、網タイツにレザーのピンヒールブーツを合わせ、ロックスタイルに。黒で統一しつつ、素材感で楽しんでいたようだ。それだけではない。メタリカの新曲「Moth into Flame」モチーフである「蛾(Moth)」のタトゥーを背中に入れるほどに気合いが入っていたことがわかる。

また、双子を妊娠中のビヨンセは、授賞式には真っ赤なスパンコールのドレスで登場。パフォーマンスには、透け感のあるゴールドで刺繍の施されたドレスを着用。どちらもロベルト・カヴァリのもので、大きなおなかをより一層美しく魅せていた。

その他にも息を飲むような華麗なドレスに身を包んだアーティストが続々登場。


アデルは、Givenchyのオートクチュールのドレス。カラーはグリーンを選び、透け感のあるレースとビーズがスリーブにあしらわれていた。ゴールドのブローチとリングでスタイリング。
 
リアーナは、Armani Priveの可憐なドレスでセパレートのものをチョイス。オレンジとブラックに、Roger Vivierのバッグを会わせた。


ホールジーは、パンツスタイルをチョイス。胸元がざっくりと大胆にあき、スタイリッシュで非常にクールではあるが、乳間に光るネックレスと大ぶりのピアスで女性らしさを出していた。


とはいえ、男性陣も負けていなかったようだ。独自のスタイルを表現するのは勿論だが、ユーモアのある見ていて面白い演出したアーティストも見られた。
Twenty One Pilotsがパンツ姿で登場したことを取り上げたが、それに便乗して、実は司会のJames Cordenまでもパンツ姿で登場したようだ。
 

SKRILLEXさん(@skrillex)がシェアした投稿 -


他には、カジュアルなTシャツで現れたSkrillex


エレガントなライトグレーのスーツに身を包み、一般的なフォーマルではなくどこか人と違い自分らしさを引き立たせたChance the Rapper
 
 

diploさん(@diplo)がシェアした投稿 -


Diploは息子たちを抱えて、スーツ姿で登場。家族想いな彼の人柄がグラミー賞にも表れていた。
 
 

framing

The Weekndさん(@theweeknd)がシェアした投稿 -

The WeekendとDaft Punkは宣教師のような、荘厳なファッションに。
 

今回、競合ひしめく最優秀Remix音楽部門でノミネートされた日本人トラックメイカーのstarRoはシンプルなスーツスタイル。惜しくも受賞には届かなかったが、今回のノミネートをきっかけに日本のダンスミュージックシーンを世界に知らしめるきっかけになるだろう。

今回も豪華な受賞式はもちろん、レッドカーペッドを歩くアーティストたちにも注目されたグラミー授賞式。来年はどのようなアーティストがレッドカーペッドを歩くのだろうか。お楽しみに。