EDMを日常的に聴いている方なら、恐らく一度はベルギー出身のEDMプロデューサー/DJ Yves V(イヴ・ヴィー)の名前を耳にしたことがあるのではないだろうか。

Yves Vは、1981年4月10日生まれ。そのキャリアもさることながら、EDM界ではその名を知らない者もいないベテランプロデューサーである。2017年のDJMagTOP100では55位にランクインしている。
 

また、Yves VはTomorrowland最多出場記録を持つアーティストとしても知られており、当然今年のTomorrowlandにも参戦している。
 

当日の天候はあまり良くなかったようだが、悪天候ももろともしない熱気が立ちこめるプレイで会場を魅了した。

Yves Vは、曲を作る際にアジア文化からインスピレーションを受けることもあるとのこと。それを反映するかのように、曲のタイトルに日本語が使用されているものもあるので、日本人の私たちにとってはより親近感がわくのではないだろうか。
今年のTomorrowlandでもトラックリストに入っていたのが、こちらの『Manga』というトラック。Yves Vはこの曲を数多くのフェスでプレイしており、かなりの頻度で掛けられるトラックである。もしかしたら彼は日本の「マンガ」が好きなのだろうか…?
 


もしYves Vのプレイについては、やはりTomorrowlandの動画をチェックすると良く分かるが、彼のプレイが気に入った方は、ぜひ『V sessions』を聴いてみよう。『V sessions』とは『Yves V』がホストを務めるラジオ番組。毎週YouTubeにアップされるので、チャンネル登録をしておこう。


Yves V, Sem Thomasson ft. Ruby Prophet - On Top Of The World


こちらも一押しのトラック。
アムステルダムのシンガー、Ruby Prophet(ルビー・プロフェット)をフューチャリングした曲で、彼女の透き通る歌声が印象的だ。
 


こちらは2017年11月17日にアップされた新曲「Stay」。メロディアスなブレイクは、1度聴いたら忘れられないだろう。美しいメロディーのプログレッシブ・ハウスには、過ぎ去った夏の終わりを思い起こさせる清々しさがある。
 


他にも『Yves V』がプロデュースしたトラックは多数あり、彼のSOUNDCLOUDには230ものトラックがアップされている。彼の過去の作品がきになる方は要チェックだ。

Written by ​mizuki ryo