S2O JAPAN 2019 への来日を果たした Knife Party。7月19日には、4年ぶりとなる待望の新 EP『Lost Souls』をリリースしたばかりの彼らが、S2O JAPAN 2019 来日を記念し、iFLYER のインタビューに答えてくれた。



 

1. 7月19日に、Trigger Warning EP 以来4年ぶりとなる EP『Lost Souls』をリリースされましたが、4曲を通してどんなメッセージ性を持っているのでしょうか?

Knife Party:
基本的に Knife Party は多くの異なった音楽スタイルでやっている。この EP には、自分たちが考える EDM のサブジャンル的な要素を加えた。だからハウス、テクノ、ビックビート、ダブステップ、みんなにどんな風に捉えられて、どうジャンル分けされても良い。この EP には、自分たちが今最も楽しんでいるスタイルの曲が入っている。僕らが曲をリリースする際には、いつもそう考えてリリースしているよ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

LOST SOULS EP OUT NOW. Link in bio.

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2. 今年4月、ポッドキャストで "Ghost Train" を始めてプレイ、その後 EDC Las Vegas では Martin Garrix が Knife Party の EP の中からの1曲をプレイして音楽業界を賑わせました。現在までにどんなフィードバックがありましたか?


Knife Party:
台湾、日本、そして中国と、アジアへ久しぶりに戻ってきて、多くのファンからこの EP は歓迎されていると思った。とても素晴らしいよ。それから友人のDJたちも、僕たちの新曲をプレイしてくれている。しばらくの間、アジアには来ていなかったけど、昔と変わらずたくさんのサポートをしてくれていて、すごく嬉しい。僕たちにとってこういったサポートはとても意味があることだし、感謝している。
 



3. Pendulum としても活躍されていますが、Pendulum だからできること・できないこと、逆に Knife Party だからできること・できないことがあると思います。Knife Party としての活動では、どういったことが楽しかったり、逆に難しかったりしますか?

Knife Party:
一番楽しいことと難しいことは同じだ。どうやってショーを常に新鮮に保てるか、ということだ。ずっと同じ昔の曲をプレイしていることはとても簡単だ。だってそれは、2か月前にはウケていたわけだからね。だけど、常に音楽シーンのトップにい続けなければならないし、新しいやり方をしなければならない。でもそういったことは、ステージに立ってパフォーマンスするときに、僕らに楽しいと思わせてくれる。同時に、常に最新の状態でいることは、非常に大変なことでもある。だって毎週毎週、様々なジャンルの様々な楽曲が、何百曲とリリースされているわけだからね。



4. 何度も来日されていますが、日本のファンのどのような点が好きですか? また、S2O JAPAN への出演は初となりますが意気込みは? 

Knife Party:
日本には本当に何度も来ている。日本の素晴らしいところもたくさん見てきたし、日本のフェスにも何度も出演してきた。だから日本は素晴らしいとしか言いようがないね。日本は1番好きな国の1つだ。だから S2O JAPAN への出演は、絶対に素晴らしいに間違いないね



5. 観客ごとにセットを変えることはありますか? 

Knife Party:
イエス、そしてノーの両方だ。セットの構造は基本的にいつも同じだ。その構造は秘密兵器とでも言うのかな、どの国でもいつも上手くいく。だけど、それはあくまでも構造だから、その構造の中で、シチュエーション、国、観客などに合わせて異なった曲をプレイしている。南アフリカで開催されるフェスでは、ラスベガスのナイトクラブとは全く異なったセットだ。いくつかの曲はどの場所でも上手くいくけど、いくつかの曲はそうでもない。1番大切なことは、どの曲が普遍的で、どの曲をどの時間に、どの場所でかけるべきかを見極めることだね。


6. もしご自身の楽曲3曲で Knife Party を表すとしたらどの曲を選びますか?

Knife Party:
僕たちを定義するとしたら、7月19日にリリースした曲であってほしいかな。4曲入りなんだけど、その中からみんなが僕たちを表す3曲を選んでほしい。



7. 日本のファンへメッセージを頂けますか?

Knife Party:
僕たちのファンのみんな、それから日本のみんな、ありがとう、ありがとう、本当にありがとう。僕たちは本当にみんなが大好きだ。日本に来れて、みんなに会えて本当に嬉しいよ、だってみんなも僕たちに会いたいと思ってくれているから。そんな風にみんなが思ってくれるなんて、とても嬉しいし恵まれていることだ。もしも、7月11日にみんながセブンイレブンのとんかつサンドと、僕たちのショーを楽しんでくれていなかったら、僕たちはこんなに幸せじゃなかったよ。ありがとうございました!
 

Knife Party


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