現在、アメリカは依然として深刻な新型コロナウイルス禍にあり、カリフォルニア州等では、また感染者数が急増したため、再びロックダウンが視野に入れられているという状況となっている。

そんな中、先週末には複数の DJ たちが、ソーシャルディスタンスや健康に関する政府のガイドラインに従わない違法なイベントに出演したと見られている。

先週金曜日、ハウス DJ/Producer の Lee Burridge(リー・バリッジ)はニューヨーク市で違法なパーティーに出演していることを指摘され、SNS 上で非難を集めていた。
 

そしてまた、EDM の Producer/DJ の Kaskade(カスケード)も、フロリダ州マイアミにて違法なパーティーを開催したと見られており、SNS にそのパーティーの様子を撮影した動画がポストされ、SNS 上で非難されている。
動画では、ボートのデッキには多数の参加者たちがいるものの、マスクをしている人は皆無だ。
 

この情報を報じた EDM メディアの Your EDM では、Kaskade のチームに対してイベント前に安全対策が講じられたのかどうか、そして開催された理由についてを訪ねたが、未だ返信は得られていないとのことだ。

なお、この違法ボートパーティーが開催されたマイアミのあるフロリダ州では、7月に入って新型コロナウイルス感染者数が激増し、州内の病院の集中治療室は重症化した新型コロナウイルス患者でいっぱいとなっており、主要都市マイアミを含むマイアミデデード群では感染拡大防止の措置として夜間外出や飲食店の屋内営業が禁止されていた。

そんな中で開催された、Kaskade の違法ボートパーティーに対する人々の目は厳しく「無責任だ」「このような行為が新型コロナウイルスをマイアミに撒き散らしている」という声が SNS 上で続々と上がっている。