解散した伝説のエレクトロニック・デュオ Daft Punk(ダフト・パンク)のメンバー Thomas Bangalter (トーマ・バンガルテル)が、2023年4月7日にErato/Warnerからリリース予定のソロ・アルバム『Mythologies』からリードシングル "L'Accouchement" を発表した。

Romain Dumas による指揮のもと、ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団が演奏する "L'Accouchement" は、Daft Punk として活動していた際のテクノやディスコ調のトラックとは大きく異なり、どちらかというと映画「Daft Punk's Electroma」のサウンドトラックを彷彿とさせるような、シネマティックで陰鬱なオーケストラ楽曲となっている。
 

『Mythologies』のリリースに関して発表されていたプレスリリースには "電子音楽のリソースを利用せず" 代わりに "個人的かつ協力的なジェスチャーでオーケストラ・バレエ音楽の歴史" を取り入れると記されていた。

このプロジェクトは2019年にスタートし、振付家の Angelin Preljocaj が「フルオーケストラのために作曲したくてウズウズしていた」Thomas Bangalter に、ボルドー国立オペラとの新たなコラボレーションのための音楽を依頼したことに端を発しており、最終的に Thomas Bangalter は2022年7月1日〜10日までボルドー大劇場にて上映された同名のバレエの音楽を担当した。

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