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ハードテクノ界大炎上…Shlømo、CARV、Basswellら複数のDJ/プロデューサーが性的虐待やグルーミング、暴行等の疑惑でフェスやイベントの出演キャンセル等の大騒ぎに
ここ数日間、ハードテクノ系アーティストを中心にマネジメント/エージェント業務を手がけていた STEƎR Management の元関係者、Bradnolimit が、自身の Instagram アカウントにて、ハードテクノ・アーティストによる被害を訴える複数の人物の証言を共有してきた。これを受けて Fantasm(ファンタズム)、CARV(カーヴ)の声明文に次いで、HADES(ヘイディース)、Odymel(オディメル) がそれぞれ声明を出した。
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【続報】不適切行為疑惑で複数名炎上中のハードテクノシーン、CARV (カーヴ) は「不貞行為をした」と告白しSNSから撤退表明、Fantasm (ファンタズム) は疑惑を全否定
Fantasm は、Instagram に動画を投稿し、一連の告発について「事実無根」であると主張。告発を行った Bradnolimit 自身も複数の女性から告発を受けていると述べ、強く反発している。CARV は不貞行為があったことを認めたうえで、SNS から一時撤退することを発表、今後の発信はチームに一任するとしている。
そして異なるアプローチを取った HADES は、Instagram に、ニュース風リール動画という形式で疑惑に反論。HADES は、「ひとつ明確にしておきたいのは、僕は実際に不正行為に関わっているあらゆるもの、あらゆる人物とは距離を置くということだ。僕はそれに関与していないし、賛同もしないし、かばうこともしない。」と、自身に対するすべての疑惑を否定。しかしその Instagram での演出が深刻な内容であるのに、ユーモアを交えていると受け取られ、さらなる批判を招いた。コメント欄には以下の様な意見が散乱している。
この動画がそもそも公開されていること自体、正直ショックだ。自分の言葉の重みや、それが性暴力を経験した人々にどんな影響を与えるのか、本当に考えたことがあるだろうか? 私は本気で疑問に思う。こうした状況がどういうものか、理解しているか? 被害に遭った人は、いったいどうやって「証明」すればいいのだろうか? ショックやトラウマの最中に、スマートフォンを取り出して記録しろと言うのか?人と人との間で深く侵害的な出来事が起きたとき、完璧な証拠など存在しないことがほとんどだ。だからといって、それが起きなかったということにはならない。
上記の Instagram 投稿にて HADES は以下のように説明している。
そして Odymel は、Instagram に英語では8ページに及ぶ長い声明文を発表。自身への告発について、「セクソムニア(睡眠中に性的行動をとるとされる症状)」の発作によるものであり、当時は眠っていて自覚がなかったと主張している。また Odymel は「ここ数日報じられている元所属エージェンシーの他アーティストに関する件とは全く異なるもので、最近告発されている、意図的かつ反復的に行われた問題行為とは一線を画している」と主張している。(一部翻訳)
これは本当に深刻な問題であり、実在する被害者がいるということをまずははっきりさせたい。
ひとつ明確にしておきたいのは、俺は実際に不正行為に関わっているあらゆるもの、あらゆる人物とは距離を置くということだ。僕はそれに関与していないし、賛同もしないし、かばうこともしない。
だが、今自分に起きていることは、何の証拠もないままの "キャンセルカルチャー" だ。警察への届け出もなければ、法的な申し立ても、記録された被害者もいない。これは単なるバズ狙いのストーリーテリングに過ぎない。インターネット上のドラマと実在の被害者の問題の境界線を曖昧にすると、本当に傷つくのは実在の被害者だ。そこを多くの人が忘れている。
僕はこの問題を重く受け止めているし、真剣に向き合っている。だが、自分の名前が根拠なく汚されることを許すつもりはない。正直に言うと滑稽なのは、Wi-Fi 接続と人格障害がある大の大人が、DJ を "キャンセル" しようとしていることだ。(※ Bradnolimit を指していると思われる)彼は、朝起きて Instagram を開き、それを最高裁判所のように扱っている。本当にばかげている。切り取られたスクリーンショットは証拠ではない。コメント欄は法廷ではない。君は何かを暴いているのではなく、ただパフォーマンスをしているだけだ。
これは正義ではない。ただの退屈と肥大した自我に過ぎないと私は思う。もし本当にこの問題を気にかけているのなら、法的かつ責任ある方法で対処していたはずだ。しかし、それではクリックは稼げないだろう?「説明責任を求める」と叫びながら、24時間で消える Instagram ストーリーの背後に隠れている。「自分の言うことはすべて信じろ、だが検証はしろ」と言う。
君は「有罪だ」と言うが、僕は「証拠はどこだ」と言う。なぜなら何もないからだ。もし本当に何かが存在するなら、それは被害者への敬意を持って、真剣に扱われるべきだ。
このような深刻な問題を注目集めのために利用するのは、本当に卑劣だ。証拠のないキャンセルカルチャーは正義ではない。それはフィルターをかけた名誉毀損に過ぎない。俺は逃げないし、隠れもしない。そして Instagram 上の空想裁判に付き合うつもりもない。証拠もなく火をつければ、最終的に燃えるのはマッチを持っている本人なのだから。
上記の Instagram 投稿にて Odymel は以下のように説明している。
(一部翻訳)
合意のもとで関係を持っていたある人物から、僕が眠っている間――いわゆる夢遊状態(ソムナンビュリズム)の中で起きたとされる出来事について聞かされた。僕はそのことについて一切記憶がない。合意の上での関係の後、僕は彼女の隣で眠りに落ちた。彼女の後の説明によると、僕まず自分自身に対して無意識に性的な動作を始め、その後、彼女に対して望まれない形で再び性的な接触を試みたとのことだ。彼女の立場を代弁することはしないが、後の話し合いの中で、僕の状態は夢遊状態と一致しているように見えたと彼女は述べた。動きが重く、体が震えており、普段の僕らしくなかったそうだ。
何が起きたのかを知ったのは数日後、彼女から説明を受けたときだった。正直に言うと、自分にまったく記憶のないこと、そして自分が常に取ってきた態度や価値観とは完全に矛盾する行為について告げられ、それを理解し、受け止めるまでには時間がかかった。
彼女の話を十分に理解した後、僕はその場に向き合い、話を聞き、人として誠実にこの状況に向き合おうとした。それは僕にとってまったく新しく、恐ろしい経験だった。この件によって生じた苦痛よりも自分を優先することは決して望まなかったが、完全に無意識の状態で誰かを傷つけてしまった、あるいは脅威となっていたかもしれないという可能性に、深く動揺した。
このような重大な行為について、自分の説明が信じがたいものであることは十分に理解している。「夢遊のせいにしている」と聞こえるかもしれないことも分かっている。大切な人たちにも打ち明けたが、僕自身もこうした説明に強い懐疑心を抱いている。だからこそ、申立人から求められた複数の専門的検査に参加し、事実が独立かつ客観的に確立されるよう、司法制度に全面的に協力することを選んだ。
また、僕の状況は、ここ数日報じられている元所属エージェンシーの他アーティストに関する件とは異なるものであることを明確にしておきたいと思う。自分のケースは、最近報じられている他のアーティストの意図的・継続的な問題行為とは性質が異なる。
いかなる形であれ、寛容的・差別的・性的暴力を助長したり、容認したり、そこから利益を得ることは決してない。その姿勢を改めて強く表明する。この出来事が、僕という人間そのものを表すものだと誰にも思われないことを願っている。
音楽はこれまでも、そしてこれからも僕の情熱だ。同じ誠意を持って音楽を追求し続け、聴き、踊りたいと思ってくれる人たちとそれを分かち合っていきたいと考えている。








