2011年のファースト・アルバムで各方面から絶賛を受けた、主峰テクノプロデューサー、Takaaki Tsuchiya。世界でも最も知的水準の高いコネクションを持つ音楽界のリーダーFOUNTAIN MUSICからリリースされた本アルバム「Assemble」は、Takaaki Tsuchiyaが自らプロデュース、マスタリング、ミキシング、シークゥェンシング、パフォーミング、コンポージングを手掛け、レヴェルの高さを見事に一新しながらも一環したオリジナルのグルーヴ感で、リスナーの魂を揺さぶる。前回の「Connect Via Love Bridge」はリスニング仕様のトラックでヴォーカルをフィーチュアした作品が多かったが、今回は、ベルリンのクラブのグルーヴ感を前面に押し出した、ミニマルテクノの影響を受けたよりシリアスで端正なループミュージックの傑作の集大成!より現場感を醸し出したフロア仕様となった。

タフなグルーヴの、2枚組のアルバムは、新鮮であり、斬新な存在感を放ち、ベルリンのクラブで、タフなエネルギーを朝まで長時間浴びる様に、深く満喫できる。シティーライクなシークウェンスと研究的な音楽表現は、音の可能性をより高次元に届かせ、ハートに来るエモーショナルな振動は、人間の様々な状態を感動的に分かち合える。本作、長時間の2枚組ループアルバム、M_NUSや、COCOON等からリリースされているミックスCDやドイツを中心としたミニマルテクノレーベルのミックスCDが挙げられるが、オリジナルアルバムで、ストレートなテクノをコンパイルしたアルバムは、音楽の新しい可能性を模索するFOUNTAIN MUSICの作品に対する、開発的、発明的な思考と相まって、歴史的に21世紀の新時代の音楽を提案する作品になるであろう。

Takaaki Tsuchiyaのみの音源をリリースしたソロアルバムは、今回が初であるが、「Connect Via Love Bridge」のヴォーカルを招待した豪華盤とは違う、オリジナリティーある豪華さが、音に現れている。多様な技術を用い、タイトで崇高なリズムとテンションを持って、発表された「Assemble」は、日本から発信される新しい、多くの人に対して発信塔として、「Assemble」は高い価値を勝ち得ている。

Takaaki Tsuchiya様、セカンドCDアルバム「Assemble」のリリースおめでとうございます。爽やかで痛快なグルーヴ感あるトラックが目白押しの2味組。コンセプトをお聞かせください。

ありがとうございます。Assembleは集合体って意味でとらえているのですが、スケッチ程度のトラックや2~3時間で完成したトラックなど、100曲近くになってしまい、その中から厳選した物を選びリリースできないかと思っていました。また、「皆集まって何か出来ないかな?」って思いも込められてます。柔軟なレーベルのお陰で2枚組という形でリリースする事が出来ました!

アーティストの特徴をお聞かせください。

柔軟なフットワークでそんなにガツガツしていない(笑)
なんていうか、日常生活が幸せである事が重要でその生活の一部が音楽なんです。
だから充実した毎日の中で音楽制作をしているので、音にそれが現れていると思います。
音を聞けば人柄もわかっちゃうかも(笑)

デザインはどの様なテーマですか。

アートワークはデモをデザイナーに送り、Assemble=集合体&シンプルにと伝えお任せしました。
想像以上のデザインでとても嬉しかったです。


アルバム全体のテーマをお聞かせください。

CDなので、「今日は1枚目」「今日は2枚目」と聞き分けられる事。最初から最後迄が1時間程度の波になっている事。AssembleはDJ向けに制作したので気に入ったトラックだけ使用して頂ければと思ってます。

壮大なトラック作りが目に浮かびます。どの様な経緯でアルバムを制作されましたか。

毎日1音色または1曲は制作し続けているのですが、膨大に増え続けた曲の中でリリースしたいトラックだけ厳選しました。レーベルのお陰で2枚組と言う形で、出来るだけ多くリリースできた事は本当に嬉しく思ってます。


「Assemble」の意味を教えて下さい。

集合体ですね。この集合体って言葉から色々イメージして日常に潤いが持てればと思ってます。

音楽を始めた理由を教えて下さい。

自己表現ですね。無意識に何か形にしたい欲求や追求心が子供の頃からありました。他の楽器も手にしたのですが、表現力がずば抜けているシンセサイザーにであって突き進んでいます。



インテリジェントな音源制作の裏側にはどの様なインテリジェントな経験がございますか。

出来るだけ多くの楽曲を耳にする事、1曲を分析して何度も聴く事、映画や絵画に興味を持つ事、日常のふとした風景に目を向けカメラに撮る事。とにかく生活が充実していれば音に出ると思います。

今後の活動予定をお聞かせください。

TAKAAKI TSUCHIYAソロとしては100曲作る極秘のプロジェクトを進めています。また、完全にアンダーグラウンドなサウンドが特徴なユニットCODE BREAKERでライブなどを行って行きます。

iFlyerの読者様に、メッセージをお願い申し上げます。

是非CDで聴いて楽しんでください。そして、どこかで会ったら乾杯しましょう(笑)