音楽にはいくつのジャンルがあるか知っていますか?
音楽は限りなく細分化されており、正確な数を答えられる人はいないだろう。

ジャンルは「種類・様式」という意味で、音の趣向によって分けられているが、音楽機材が増えて新たな音が出てくるにあたってどんどんとジャンルが増えている。
トラックメイカー自身も自分が制作している楽曲がこれまでのジャンルの型にはまっていないと感じた時に新しいジャンルを立ち上げてしまうことがある。
近年、Don DiabloやOliver Heldensなどで盛り上がっているFuture HouseはTchamiが自身のSoundCloudアカウントで掲載した楽曲に「#FutureHouse」とタグ付けしたことがきっかけでFuture Houseというジャンルが発生した。

クラブミュージックだけでなくロックやオペラにも細かなジャンルがあるため、そういったものを含めるとジャンルの数というものは天文学的な数字になってしまうだろう。

そんな音楽のジャンルを、1387個に分類して紹介したサイトがある。
それがEvery Noise at Onceだ。



ご覧の通り、圧巻のジャンル数。1387ものジャンルをまとめるとこのようになる。

下にいけば行くほどオペラやクラシックなどといった、生演奏や生の声を使った有機的な音楽が、上に行けば機械的なエレクトロ系の音楽が配置されている。
また左には激しい音楽を、右にはダンス向きの音楽が並べられている。

このサイトのジャンル名をクリックすると実際にそのジャンルの代表的な楽曲を聞くことができるので、自分が実際によく聞いているジャンルは何にあたるのか探したり、聞いたことのないジャンルを探求したりすることもできる。
日本の音楽も日本特有のものとして紹介されており、j-idolにはAKB48、j-danceには中田ヤスタカが所属するCapuleの曲が紹介されている。

また、気になったジャンルについてもっと知りたい場合、ジャンルの横に表示される矢印ボタンを押すとそのジャンルの中での表が表示される。
気に入ったジャンルがあればさらに掘り下げてみよう!