DJのスタイルとして近年人気を集めている「ターンテーブリズム」。繊細なスクラッチでターンテーブルをまるで楽器のように扱い、さらにトーンプレイやボディトリックを駆使して見るものを釘付けにしてしまうフィジカルなスタイルが人気を集めている。

そんな「ターンテーブリズム」を応用した新たなプレイスタイルが誕生した。それが「シンテーブリズム」だ。このスタイルはターンテーブリズムに特殊な配線を施し、ターンテーブルをシンセサイザーとして扱ってしまうというもの。
 

とても不思議なパフォーマンスについつい見とれてしまった方も多いはず。この「シンテーブリズム」はクラブDJも使っているソフトを使ってレコードから音を制御し、その音が出力されるミキサーとスピーカーの間にモジュラーシンセサイザーなどの機材を配線することで再現できる。やってみたい方は配線の仕方や手順を紹介した動画をチェックしてみてほしい。

このスタイルの考案者であるsircut1200は4年近く前からこのプレイを実践している様子。このスタイルが新たなトレンドになるか否かは不明だが、新たなライブスタイルとしてこのスタイルを採用するアーティストが出てくるかもしれない。