5年ぶりとなるサード・アルバム『WOMAN』リリースしたばかりのJUSTICEが緊急来日し、iFLYERのインタビューに答えてくれた。リリース直後に緊急来日&一夜限りの無料プレミアム・ショウを控えた当日にも関わらず、とても紳士的に一つ一つ答えてくれたJUSTICE。

今年2017年のULTRA MIAMIの出演も決定し、来年の3月にはMIAMIから間違いなく世界中のファンにとっておきのセットを魅せてくれるに違いない。彼らのサード・アルバム『WOMAN』やMIAMIでのプレイ、十字架にまつわる話など下記のインタビューをぜひチェックしてみて。
 
iFLYER :5年ぶりとなるサード・アルバム『WOMAN』はとてもユニークで特徴的なサウンド、初めの10秒ですぐJUSTICEだと直感するサウンドでした。自らが選んだ数々のクリエイターの中でMorgan Phalenとも共演していますが、どのような経緯で始まり、何を目的としたのか教えてください。

JUSTICE :僕たちは、過去にMorgan Phalenと2曲レコード(「New Lands」「On ’n’ On」)をプロデュースした。僕たちはこの音楽を作った時に、彼の歌声がぴったりマッチすると思ったんだ。前回、一緒にアルバムを作り終えてから、彼とは一緒にいて居心地の良い親友になったんだ。彼とは仕事をするのが、とてもやりやすくてね。新しくアルバムを作り始めたときに、一番初めに連絡したんだよ。パリにいたときにRandyのアイディアが浮かび、帰ってすぐにレコーディングをしたんだ。とにかくMorgan Phalenの歌声と僕たちのサウンドはぴったり合う、仲の良さにも繋がっているんだろうね。

iFLYER :実際のところMorgan Phalenに会う前に音楽を作り始めていたのですか?それとも会ってから作り始めたのですか?

JUSTICE :元々、僕たち二人で音楽を作ってたんだ。原作はコーラスも物足りないなと思っていて、Morgan Phalenにお願いしてみたら、最高なものが出来上がった。歌詞とメロディーを同時に作ってたんだけど、この音楽にぴったりのコーラスが生まれたんだ。Morgan Phalenからは自然に歌詞が出てきたよ。
 

iFLYER :Randy​ですが、とても素敵なPVでお気に入りなのですが、Thomas JuminにはJUSTICEから声をかけたのですか?

JUSTICE :今年の夏、RANDYのPVを作る時にまずトラックが約7分あって長いなって思ってたんだ。皆が7分間見続けられるものってなんだろう?って考えてて、リリック付きのPVはどうだろうって考えた。だって歌詞付きだと長い間見られるでしょう?それに、その音楽を聴きながらリリックがスクリーンに表示されいたら、気がついたら4、5分経ってしまう事ってあるよね?それと、どんなリリックビデオよりも良いものにしたかった。そしてこのPVのリリックが無いところにイメージを反映させようと思った。ビデオの中にはオーケストラのパートが真ん中にあったり、スクリーンにストック写真を効果的に使ったものとか。イメージは25分割されていて、そこにアニメーションを追加したら相互作用でいいものになった。僕たちが期待した以上のものになったよ。

JUSTICE :制作チームと技術チーム、そして映像と音楽すべてがぴったりにならないといけないとても難しい作業だったんだけど、ある日の午後に準備をしてワンテイクで撮影したんだよ。彼(Thomas Jumin)はそれを僅か3週間で制作したんだ。すごいでしょ(笑)

iFLYER  :私たちはこの「RANDY (A live installation by Thomas Jumin)​」を見て、使用していたスクリーンはブラウン管のTVにデジタル映像を流していましたね?とてもファンキーなのにどこか温かみを感じました。

JUSTICE :その通り!そのように言ってくれてうれしいよ。全く同じ理由でこの見せ方を選んだんだ。

iFLYER :ありがとうございます。次の質問ですが2017年にULTRA MUSIC FESTIVALのLIVEステージでヘッドライナーとして発表されていますね?おめでとうございます!とても興味深いラインナップでした。ICE CUBE、MajorLazer、プロディジー、アンダーワールド。このラインナップをどのように感じていますか?


JUSTICE  :ULTRAは素晴らしいフェスティバルだね。バランスをとても大事にしていて多くの人が楽しめるように意識していると思う。音楽は人によっては好き嫌いがあると思うんだけど、皆が一つになれるように努めている。最終的にあのキャパシティを埋め尽くすんだから本当にすごいことだよ。
そして、多くのジャンルを取り入れているところも魅力だね、ICE CUBEがいて、The PRODIGYがいて、2012年にkraftwerk、m83が出演したときみたいに素晴らしいと思う。ULTRAにまたオファーをもらえたことを光栄に思うよ。

iFLYER :ありがとうございます。それでは次の質問です。今まですべてのアルバムにクロス(十字架)をあしらったデザインにしていますよね?これにはどんな秘密があるのですか?


JUSTICE :僕たちはジャケットをすべて同じ物にしたいと思っていたんだ。Chicagoって知ってる?そう、有名なアメリカのロックバンドだけど彼らは35~40枚のアルバムすべてに同じロゴを入れてるんだ。Jamiroquaiはそれをどう思ったかは知らないけれど、彼も同じようにしてる。もし皆が同じロゴデザインのアルバムを持っていたらとてもクールなことだなって思って。3枚目のアルバムもこのような形で出せて今はとても満足しているよ。今は意味がないかもしれないけど、また次のアルバムも同じジャケットにするかな(笑)いつかは変えたくなる時が来るかもしれない、でもその時は全てのアルバムを見てまた同じジャケットにするんだと思う。


iFLYER :なるほど、名前のロゴの真ん中には十字架がありますね。なぜJusticeの「t」をクロス(十字架)にしたのですか?
JUSTICE :「t」クロス(十字架)は一番最初のアイデアなんだ。クロス(十字架)って神秘的な力をもって、しかも人々を引き寄せるイメージがあるでしょ。しかも催眠術のイメージもあって、僕らの音楽で人々が同じ方向に進むように暗示をかけるんだ。宗教的な文章から取ってきたんだけど、なんか催眠術的なイメージとミステリアスな象徴みたいな感じでクロス(十字架)なんだよ。

iFLYER :今夜のSANKEYS TYOでのパーティーは無料のイベントですが、他の国でも無料でしたが、チャリティー的な感覚で開催しているのですか?

JUSTICE :いやいや、全然違うよ。僕たちは自由にパーティを楽しみたいんだ。突然フリーパーティの開催を発表したら、僕たちのファンは絶対に反応してくれる。だって僕たちのことをフォローしていないと解らないでしょ?パリ、ニューヨーク、ベルリンでもそんな感じでやったんだけど、実際、日本は少し違っていて、クラブの前に人を並ばせられないんだ、だから入場制限をするチケット発売の方法をとったんだよ。僕らはその国のルールに合わせないといけない。
そういえば、ニューヨークではクラブに人が並び過ぎて急遽クラブを変更することになったりもしたよ(笑)だけど絶対に僕らはパーティを開催する。例え街中が大騒ぎになったとしてもね!だからいつも皆(ファン)にはこう言うんだ。「今夜はパーティがあるから遊びに来てね」ってね(笑)

SANKEYS TYOでのパーティーも、もちろん大盛況!彼らの狙い通り、即完売となったパーティはJUSTICEのファンが詰めかけ最高の夜を堪能した。





 
本当に音楽を愛し、パーティを愛するJUSTICEからiFLYERのユーザーへプレゼントがあります!

JUSTICEの直筆サイン入り色紙をプレゼント!こちらの直筆サイン入り色紙は、JUSTICEがiFLYER限定として特別にサインしたレアもの!こちらを2名様にプレゼントします!

【JUSTICE直筆サインプレゼント】

当選人数:2人
締め切り日:12月26日 23:59まで。
当選発表:12月27日正午(iFLYERのTwitterよりDMにてお知らせいたします。)

応募方法
このJUSTICEインタビューの記事をRTし、iFLYERのオフィシャルtwitterアカウント(@iflyertv)をフォロー(ご当選案内DM用に必要です)