DAVID GUETTAの来日公演で来日したユニットMAKOのAlex SeaverにiFLYERよりインタビュー。恵まれた音楽遍歴から質問をしましたが、その前にMAKOのことを少し知ってもらえれば!こちらを見てインタビューをチェックしてみて。
 
アメリカ出身、ジュリアード音楽院卒業でプロデューサー/ソングライター/ボーカリストであるAlex Seaver(アレックス・シーバー)と、コロンビア大学卒業でプロデューサーのLogan Light(ローガン・ライト)からなるプロデューサー/DJデュオMAKO。発音的には「メェィコ」でしょうか。ダンスミュージックでは無くても十分な魅力をもつユニットとして活動をしていた。
 

もともと双方の父親が大学時代にルームメイトだったことからある日の食事会で出会い、そこでの音楽の話で意気投合した。二人は歌も歌え、ギター、ピアノと音楽に関する知識は音楽院卒業とエリートコースな二人ですが、Logan Lightが2011年のEDC(Electric Daisy Carnival)に誘ったことが原因でクラシック音楽からエレクトリックダンスミュージックへの作曲が始まった。音楽に関する素質はあるだけに数々のデモを作りあげ、その中にの一つ、「Head Up」がオリンピックのキャンペーンソングに選ばれるなどその実力が徐々に認知されてきた頃、MAKOを世に大きく知らしめたのが、Steve Angelloのアルバム「Wild Youth」より「Children Of The Wild ft. Mako」ではないでしょうか?Steve Angelloが「Wild Youth」の制作をしている時にマネージャーを通して曲を送り、Steve Angelloからスタジオへ招待されとりかかってできた曲「Children Of The Wild ft. Mako」まさに夢のような出来事を実現させてきた。
 

現在では「ロラパルーザ」や「エレクトリック・ズー」、「ウルトラ・ミュージック・フェスティバル」、「コーチェラ」など数々の大型音楽フェスティバルに出演。2016年、これまでのEDMサウンドから離れ、アコースティックなサウンドを取り入れた”ADM(アコースティック・ダンス・ミュージック)”を代表するアーティストとして世界中から注目を集める中、12月にデビュー・アルバム『アワーグラス』を発表した。そんなMAKOのインタビューをご覧ください。
 
iFLYER:今回の来日講演は満員の会場が大盛り上がりでした。今回の日本での感想をお聞かせください。

MAKO:これまで色んな場所をツアーで回ってきたけど、日本は少し違う雰囲気で、地元にいる時と同じようなお客さんの温かさを感じたよ。子どもたちの目がキラキラしていて、アメリカでのライブの時に盛り上がった曲が日本でも同じように盛り上がってたんだ。いつもの公演と違ってDJブースに立つまでは心配だったけど、DJブースに立ってフロアを見たときに「大丈夫だ。いつも通りに行こう」と思って気持ちが楽になったよ。他の国ではこんなこと無いよ。


iFLYER:アルバムHourglassのリリースおめでとうございます。このアルバムはどのようなコンセプトがあるのでしょうか?またアルバム制作に関するエピソードがあれば教えてください。

​MAKO:よくアーティストが言っているような"コンセプト"っていうものはこのアルバムにはないんだ。実際、このアルバムは方向性もなく、ただ真っ白なキャンバスにジャンルや自分たちの過去、ダンスクラブ向きかどうかを無視して、価値のあると思うものを書き続けた感じだね。

実際このアルバムの制作期間は2年もかかったんだ。もし僕が完璧主義者だと完成させるのが大変だったと思う、満足行くまでかなりイライラしてしまうからね。アルバム楽曲は色々なものに影響されている。殆どの場合はボーカルからのインスピレーションかな。そこにピアノやギターを乗っけていくのがほとんどなんだ。中でもアルバムの「Into the Sunset」っていう曲は西部劇物のロマンチックなアドベンチャー映画のような内容なんだけど、実際は彼女とLAに居る時に大きな犬を見て、彼女が「この犬にサドルを付けたらサンセットへ向かって乗っていけそうだよね」と言ったのがインスピレーションなんだけど、変でしょ?(笑)そんな変な出来事にも影響されてる。他の曲は色んな体験から来るから、なかなか言い表すのは難しいかな。
 


iFLYER:MAKOは過去に「Head Up」がオリンピックのキャンペーンソングになったりと、曲のクオリティの高さが評価されています。曲作りをする上で意識することはありますか?

​MAKO:これはMAKOの結成の話にさかのぼるね。MAKOってユニット2人は2011年に出会って、そこから音楽を作り始めたんだ。自分たちにはまだ名義が無くて、作った音楽も発表したりはしてなかった。 その当時、僕はコマーシャルや映画の映像、音楽制作の仕事をしていて、たまたま「とある大企業がロンドンオリンピックのキャンペーン用の音楽を探している」という話が飛び込んできた。「ホントに!?ぜひ挑戦させてください!」といった具合で飛びついて、曲を作って送ったらどんどん選考を進んで行って最後には「君たちの曲を使おう。でもいったい、君たちはなんていうグループなんだ?」と聞かれた。そこから、MAKOとしての活動が始まったんだ。

iFLYER:MAKOというユニット名はゲームの名前から由来しているそうですが、なぜそのようになったですか?

​MAKO:ああ、そうだよ!色んな名前の候補があって迷ったんだ。Loganは小さい頃、ゲームにハマっていたみたいで、その頃の思い出にまつわる名前を付けたいと思っていたみたい。それで彼がハマったゲームに出てくる光(Light)とエナジーの魔法の源、"MAKO"という名前が候補になった。Loganの名字は"Light"だから、その名前を気に入ってたみたいなんだよ。僕はその名前の響きの美しさを気に入った。ただ言葉として捉えていたから、まさかその名前が女の子の名前だと知らなかったけどね。でもかわいらしいし、良いと思ったんだ。いま日本にいて、みんなが「日本でMAKOは女の子の名前で使うんだよ」と教えてくれた。ドミニカでは「MAKOはウシガエルという意味なんだよ」と教えてくれた。そんな感じで、僕たちの名前はどこに行っても何かと混同されているみたいだね(笑)

iFLYER:今回はDAVID GUETTAのUnityツアーのサポートアクトとして同行していますが、面白いエピソードはありますか?

​MAKO:DAVD GUETTAの3つのショーに同行したよ。最初が台北で、次は東京、そして昨日(インタビュー当時)の大阪だ。僕は台湾も日本も初めてだった。台湾はかなり滞在時間が短いスケジュールだったから、出歩く余裕が無かったけど、東京は楽しいね!成田空港から約一時間、車で移動したんだけど、その時にディズニーランドから花火が上がったんだ。魔法のような感じで、「おぉ、これが東京か...」って思ったよ(笑)

iFLYER:今後MAKOとしてどのような活動をしたいですか?

​MAKO:今年から「Hourglass」のツアーがスタートしたんだけど、そのツアーではバンド形式でライブをしたり、DJをしたりしている。そして3月にはまた新しいスケジュールが決まるんだ。今年はできるだけ多くの場所に行ってショーをしたいと強く思ってる。日本にもまた戻って来れたら嬉しいな。そのツアーが夏には終わって、そこからはまた新しい曲を作っていくつもり。新しいアルバムはきっと、とっても楽しんでもらえると思うよ。2017年のうちに完成するか分らないけど(笑)。とにかく、ショーをするのと音楽を作る生活が今のところ僕にとっての幸せなことかな。

iFLYER:ありがとうございました。
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