ZEDDがBillboadとのインタビューで、過去にメタルバンドのドラマーとして8年間活動していたことを告白した。

ZEDDは今でこそ美しいメロディラインのエレクトロナンバーを生み出し、ポップアーティストからも信頼の厚いプロデューサーとして人気だが、2002年から2010年までの8年間、彼はドイツでメタルバンド「DIORAMIC」のドラム担当としてZEDDの実名であるAnton Zaslavski名義で活動していた。2005年と2008年には自主配信のEPをリリースしており、脱退する頃にはドイツのメタルファンの間ではよく知られたバンドになっていた。

(こちらがZEDD在籍時のDIORAMIC)

その後、2009年にJusticeのフレンチエレクトロに触れたことでダンスミュージックに興味を持ち、プロデューサーとして活動を開始した。

ZEDDからメタルバンドのイメージはなかなか想像できないが、彼はメタルバンドのドラマーとしての経験があってこそ、いまのようなメロディアスで哀愁感がある美しい楽曲を生み出せるようになったのだろう。