またArmin Van Burenや、Tiësto、Ferry Corstenといったダンス・ミュージックシーンに長く君臨しているアーティストを初めて日本に招聘するなど、日本のクラブカルチャーの発展に大きく貢献してきたパイオニア的存在である。
しかし、そういったパーティー終了と共に音楽活動が停滞し始め、2008年頃からは人と会う事も出来ず引き篭もりに。その後、就労継続支援で何とか働きながら友人の助けもあり辛うじて続けていたのが曲作り。着々と腕を上げ、Galaxy Reczにデモを送ったのがきっかけで、プロデューサーとして初めて自作の曲を同レーベルからリリース。
その後、アルゼンチン出身ハウスのレジェンドDJ、Hernan Cattaneoに曲が評価され、2011年にUKの老舗イベント”Renaissance”のコンピCDに。この頃からアーティスト名を『Conures(コニュアズ)』に改名する。今年2月には”Balance Music”から『Hernan Cattaneo - Balance Presents Sudbeat』に曲が収録され話題となった。
更に日本語とダンスミュージックの可能性を追求し、即売会M3ではコンピCDを発売、今年から全国リリースも始め、タワーレコード横浜店では試聴コーナーに置かれている。
また、音楽と福祉の仕事を何か一緒に出来ないか等も模索。就労継続支援で悩みを持つ若い人達と互いに手助けをしあいながらも音楽活動も平行に行っており、DJとしては1万人規模のフェスRe:animationにも度々出演し、11月22日にAgehaで行われるRe:animation11にも出演が決定している。
渋谷nagomixにて定期イベントも開催。8月2日には和製ハウスコンピ最新盤「イントロダクション オブ 和製ハウス Vol.4」をリリースした。
低迷時期を乗り越え、多くの人々から共感を呼び、新たなステップへと着実に歩みを進めているConuresの活動にこれからも注目したい。
Conures出演スケジュール
9/6(水曜)シャッフル、ステップダンスワークショップ@nagomix
9/10(日曜)One and Only ~Classics Night~@nagomix
11/22(水曜)Re:animation11@Ageha