12月27日、アルバム「STAY+」のリリースに合わせてZEDDを色々な角度から知ることができる「ZEDD会 vol.0」が開催された。会場のLOUNGE NEOには平日にも関わらず多くのZEDDファンが会場に集まった。

まずはZEDDのジャパンツアーでの貴重なライブ映像を上映。そしてそれに続いて参加者のZEDDへの知識を計る「ZEDD検定」が行われた。参加者はZEDD検定の回答用URLに各自のスマートフォンでアクセスし、ZEDDにまつわる20問の4択のクイズに回答。その場で採点結果を集計し、上位数名には、ZEDDのスペシャル・グッズが贈呈される、というもの。
このクイズは「ZEDD検定」とだけあってかなり難易度が高く「ZEDDの "Beautiful Now" を打席入場曲として使用している野球選手は誰?」等、ZEDDの活動や生い立ちをただ知っているだけでは答えられない問題もあり、会場の参加者の多くが頭を抱えながら回答していた(ちなみに答えは井口資仁選手)。


その後はユニバーサルミュージックのZEDD初代担当ディレクター竹野氏、ZEDDを長年追いかけて来たライターの佐藤譲氏、ZEDDとのB2B経験もあるDJのYAMATO氏の3名による、ZEDDにまつわるトークセッションが展開され、ZEDDの過去の来日をもとにした年表をもとに彼の経歴が掘り下げられた。
ZEDDと共演したときにZEDDがスタッフとカラオケや猫カフェに行ったエピソードなどをYAMATO氏が、ZEDDを長年見てきたからこそ分かるZEDDの成長についてを佐藤氏が語り、それらの話にファンたちは熱心に聞き入っていた。また、彼のトレードマークでもあるチェックのシャツはステージに上がる直前に着替えているという、興味深い裏話も飛び出した。

そしてZEDDとの共演も多いYAMATO氏が、ZEDDが得意とするエフェクトのかけ方や繋ぎ方を3月末の来日ツアーの予習として実演形式でレクチャー。マイクを片手に解説しながらDJ機材を操りZEDDのクセを完璧にコピーしてみせるという神技には、会場からため息が漏れた。


ZEDDファンが思わずうなずいてしまうような"ZEDDあるある"話や裏エピソードなど、なかなか聞くことができない興味深いストーリーがたっぷり詰まった、密度の高い約1時間半だった。



ZEDDのヒット・ソングをベストアルバム的にまとめた日本限定盤『STAY+』。2017年を席巻した「Stay」や、Ariana Grandeの代表曲「Break Free feat. Zedd」などを収録した今年最後の注目作なので、こちらも要チェック!