ULTRA MUSIC FESTIVAL が開催間近となり、出演予定のアーティストたちが新曲リリースやツアーの発表など続々と行い、EDM シーンも盛り上がり始めて来た。そこで、特に役に立つ訳ではないが、知らなかったら覚えておきたい EDM アーティストにまつわるトリビアをご紹介!

1. AVICIIは "地獄" を意味する仏教用語 !?


AVICIIはデビューする前は「Myspace」というソーシャルメディアで楽曲を発表してたのだが、彼はこのときから"AVICII"というアーティストネームを名乗っていた。このAVICIIというアーティストネームは意外にも仏教用語の「阿鼻地獄(あびじごく)」が由来なのだ。

この「阿鼻地獄」というのは、罪人が送られる8段階の地獄の最終段階で、別名「無間(むげん)地獄」。この地獄でされることは辛辣すぎるので省略するが、鬼に落とされてからこの阿鼻地獄に堕ちるまでに2000年もかかる。

おそらく接点の少ない仏教の言葉からワードをチョイスするAVICIIのセンスは日本人には到底理解しがたい。一歩間違えれば"BOSATSUU(ボサーツー)"とかになっていたかもしれないと思うとゾッとする。
 

2. Kaskade は日本語が話せる !?

EDC JAPAN 2017 の kineticFIELD でのパフォーマンスが記憶に新しい Kaskade。彼はアメリカの大学に在学中、日本の教会で2年間、働きながら日本語の勉強をしていた。アメリカに帰国してから10年以上経っているが、簡単な会話程度なら日本語でできるようで、過去には日本語を話す動画が上がっている。
 

3. Laidback Luke はカンフースター !?



Laidback Luke はスクラッチやトーンプレイなどの高度なテクニックをフェスで難なくこなす DJ/プロデューサー、そしてカンフーファイター。彼は長年のカンフーの修行を積み、マスターの資格を手に入れた。オランダ代表として世界大会に出場することも多く、2017年3月の世界大会では金メダル3つ、銀メダル2つ、銅メダル1つを獲得。ツアーにカンフーの師匠を同行させ、ホテルや空港での空き時間にトレーニングを始めたり、Tomorrowland ではカンフー教室を開催したり、常にカンフーのことを考えて生活している様子。

4. Steve Angello と Sebastian Ingrosso は幼なじみ !?



ここ数日、Swedish House Mafia の復活説が囁かれている。Swedish House Mafia としての新しいプロフィール写真が公開されたり、メンバーがそれぞれ復活を示唆するような発言をしたりしているため、復活は濃厚とも言える。

Swedish House Mafia の Steve Angello と AXWELL ^ INGROSSO の Sebastian Ingrosso は幼なじみ。Steve Angello はインタビューで「僕と Sebastian は6、7歳の時に出会ったんだ。だいたいの問題は一緒に乗り越えて来たね(笑)」と話している。Swedish House Mafia 復活のカギはこの2人の関係性が握っていると言っても過言ではない。

5. Hardwell のツアー生活は14歳から


オランダ出身の Hardwellは 10歳の時にテレビで Tiesto のインタビューを見たことをきっかけに DJ に憧れを持ち、12歳で DJ としてのキャリアをスタートさせた。Hardwell は驚くことに、14歳でレコード契約を獲得。自身初のオランダツアーも14歳の時に敢行した。
 
いかがだろうか。今年も日本では EDC JAPAN 2018、ULTRA JAPAN 2018 などの大型海外フェスや Wired Music Festival をはじめとした国内発のフェスなどが目白押し! iFLYER ではフェスに関する情報を多数発信しているので、ぜひチェックしてみて欲しい。