2018年もいよいよクライマックス。年末には様々な年末イベントやカウントダウンイベントが開催されており、年末感が色濃くなって来た今日この頃(2018年12月末現在)。
iFLYER メディアチームでは、2019年度の音楽シーンがどうなるのかを仕事の合間に予想してみた。※決してサボっているわけではありません。


きのや
MUTEKとかのイベントでよく目にするような、音と映像がリンクしてる系のライブがもっと増えて、しかもどんどんマス寄りになってきて、エンターテインメント性が高いライブが増えそう。最終的には音楽原理主義者が「音楽は音楽だけで勝負すべきだ!」とキレたりして、数年後あたりに全体的にもっとアナログ回帰しそうな気も。
あと、2018年が萌芽期だった VR のライブサイトや VR ライブ会場(リアルの)がどんどん増えてって、アキバ系のアニメキャラや VTuber のライブがまず増えて(←今ココ)、そこから次第にアイドル→メインストリーム系アーティストといった流れで VR ライブが増えると思う! その一方で、生のライブの価値は更に上がってチケットが高騰しそう。まあ、来年だけでそこまでは行かないかもだけど……。


ごやん
DMが徐々に衰退していって、HIPHOP(ブラックミュージック)がさらに多様性を広げていくんやないかな。ただ飽和状態になってまうと嫌気がさしてくる人もいてはると思う。そうなると今現在の EDM みたいになってって、また違うものへ移行していくやろな。
あと、歌モノのテクノやハウスが増えて、90年代のテクノブームみたいになるんやないかな。ロックは新しい形のバンドが台頭してきているので、数年後が楽しみやな。


SAORIMILK
2019年は、世界的にはテクノやハウスが主流になりそうよね!日本的には、2018年かなり外タレラッシュだった気がするから、音楽ファンの耳が肥えてきてると思うので、みんな行くイベントをもっと厳選して行くようになるんじゃないかな。どのジャンルにも、ファンは絶えずいるとは思うので「このジャンルが一番流行る!」っていうのはない気がするけど……個人的には、Swedish House Mafia がどういったトラックを作っているのか、かなり気になってま〜す!


So-on
ここ数年で、BTS はもちろん KOHH や 88RISING など、アジア圏のアーティストやレーベルが世界規模で活躍してきてるんで、おそらくこれからさらに多くのアジア人のアーティスト/レーベルが活躍するんじゃないっすか。
特筆すべきなのは近年、世界的に人気になっているアジア人アーティストの多くが母国語で歌っているってことですよ。言語がわからなくても、アーティストの作り出す雰囲気や曲のメロディで評価される時代が来たと思いますね〜。


Takeru Shigyou
2018年はチル系、ポップ系がトレンドでしたよね。Alesso や Nicky Romero が Progressive House を再び制作してて、さらに2019年の5月には SHM が完全復活予定なんで、2010年代前半のようなEDM 色の強いサウンドと共に House Music がさらに勢いを増していくんじゃないでしょうか!
 

ということで、好き勝手なことばかり言っている iFLYER メディアチームですが、2019年も宜しくお願い申し上げます。