Baltimore - due to unavoidable circumstances with travel I will not be able to make it to the show tonight at Moonrise. We did everything we possibly could to make it tonight and I am incredibly disappointed as I know you are. (1/2)
— Seven Lions (@SevenLionsMusic) 2019年8月11日
Seven Lions はフェス出演前日の10日、フェス会場のメリーランドまで飛行機でたったの２時間の距離にあるモントリオールに滞在していたことから、なぜフェスをキャンセルしたのかとの疑問の声が上がっていた。自分たちではどうにもならない旅のスケジュールの都合で、今夜の Moonrise へ出演することができなくなった。どうにかしてでも間に合わせようと色々な手段を使ってみたが、どうしても今夜間に合わない。僕はものすごく落胆している、多分、皆も同じように落胆しているよね。
それに対し、Seven Lions は Facebook のファンページに、なぜキャンセルせざるを得なかったのかを明らかにした。
ハイ、皆。僕は今、なぜこんなことになったのかずっと考えていて、眠れないんだ。ファンの皆にはなぜこうなったのかを説明するべきだし、きちんと知ってもらうべきだと思った。僕のチームの1人がミスを犯してしまい、そのせいでエアカナダのアプリでチェックインできなかったんだ。
更にモントリオールで大渋滞が発生していて、元々予約していたフライトに間に合わなかった。フライトに間に合わないってことを知ってすぐに、別の空港から別のフライトに乗れるか、別のルートで行けないかなどを調べた。だけどショーが終わるまでにフェス会場に辿り着けるオプションが1つもなかったんだ。
次に、プライベートジェットをチャーターする手段を取ろうとしたが、やっとチャーターできたプライベートジェットはニューヨーク郊外のものだった。ちょうどその時に、トランプ大統領がニューヨークに滞在していたため、ニューヨーク近辺は最低でも45分間は飛行機を飛ばしてはいけないということを知った。だから、フライトしても問題ない時間になるまで待った。そうすれば僕たちのプライベートジェットが迎えに来れるから。
本当にこの日は僕の人生の中でとんでもなく最低な日だった。この出来事を僕は真剣に捉えているし、皆と、皆の時間をリスペクトしている。だからまたいつか、皆が僕のショーを見に来てくれることを願っている。
僕は本当に本当に、自分のしていることが大好きだし、とても誇りに思っている。それにMoonrise フェスをとても楽しみに待ち望んでいた。だからこういったことが起きて本気で悲しいし、怒ってもいる。最後に僕がショーをキャンセルしたのは、去年海外のイベントで、家族の1人が亡くなったときだ。その前は、確か2014年、トロントの大雪のせいだった。
僕は簡単にショーをキャンセルするような人間ではない。僕のセットを見るのを楽しみにしていてくれた皆には、心の底から謝りたい。ショーをすることは、僕を心の底から幸せにしてくれることだから、こういったことが起きてぶち壊してしまった気がするんだ。今後もショーがあるけど、この出来事は、恐らくしばらくの間、僕の頭から離れないと思う。だから少しの間、ソーシャルメディアから距離を置こうと思う。だって多くの人が悲しいんでいるし、僕もそうだから。だからこの事を穴埋めできるよう考えたいと思う。
災難続きの1日であったことは間違いない Seven Lions。世界的人気 DJ であっても、どうにもならないこともあるようだ……。
