真夏日和の9月1日(日)、スタンディングライブハウスとして国内最大級の収容人数を誇る豊洲 Pit にて、MITOMI TOKOTO(ミトミ・トコト)率いるCyberJapan Dancers(サイバー・ジャパン・ダンサーズ)初の単独ライブ、そして Go Go Dancers としても世界初となるワンマンライブショー「BIKINI de LIVE」が開催された。


MITOMI TOKOTO、CyberJapan Dancers の魅力は以前 iFLYER でもお伝えしたが、今回のライブはとにかく見どころだらけの、約4時間にも及ぶライブとなった。

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【サイバージャパンダンサーズ】のプロデューサー、Mitomi Tokoto のセットが最高過ぎる!

 

開演時間は午後4時であったが、筆者が午後3時過ぎに豊洲 Pit に到着した際には、既に会場前には長蛇の列が。CyberJapan Dancers のグッズを身に着けたファンや、MITOMI TOKOTO T シャツを着た熱狂的なファンなどの大勢のファンが、今か今かと待ちきれない様子で開場の時を待つ傍には、CyberJapan Dancers の初ライブを祝う花がずらりと並んでいた。
 

いよいよ開演となり、スタート直後からステージ上には CyberJapan Dancers 全員が大集合! 会場内は一気に声援と熱狂の渦となった。CyberJapan Dancers の一人一人が自己紹介をし、先日リリースしたアルバム『BIKINI FOREVER』の中から「スキスキスー」など6曲を披露。キュートな笑顔とセクシーなビキニで歌い踊る姿には、見る者全てを元気にさせるエンターテインメント性が満載だった。





そして、Ultra Angels として世界で活躍中の Mika T 率いるメンバー6名が登場。迫力のある衣装を纏い、セクシーで強い女性を体現したかのような CyberJapan Dancers のキレのあるダンスを披露。CyberJapan Dancers としての多様性を感じられるショーケースとなった。



その後、ゲストアクトの1人である、レイザーラモン RG がパンダの着ぐるみで「DO THE パンダッ! feat. MAGiC‘PANDA’BOYZ」を披露し、素晴らしい声量で「パンダ~パンダ~」と熱唱。この楽曲のプロデュースは、m.c.A・T が手がけている。



MITOMI TOKOTO が以前「ゲスト DJ が2人主演する」と告知した際には、 CyberJapan Dancers に馴染みの深い Third Party、Axwell & Ingrosso、iamSHUN、YAMATOMAYA が出演するのでは……? と SNS 上で憶測され、盛り上がっていたが、そのサプライズのゲスト DJ 2人がここで登場!!



そのゲスト DJ とは、なんと CyberJapan Dancers のリーダー的存在でもある渡辺シスターズ(Kazue & Kanae)で、会場内には大声援が沸き起こる。この日のために DJ を練習してきたという2人は 'Bounce Generation -MITOMI TOKOTO REMIX-'、'CIAO - Merk & Kremont' などをプレイし、会場を盛り上げた。



そして、有吉反省会にも出演した Junon と 黒髪美女、Kozue との2人組「こじゅのん」ペアが登場し、Junon が絢香の「みんな空の下」「奇跡を望むなら」を熱唱、Kozue が着物でしなやかなダンスを披露し会場をしっとりとした雰囲気に染め上げた。



その後には MITOMI TOKOTO の DJ タイムとなり、とびきり心地良いトラックを次々とプレイし、会場内をクラブのような雰囲気に! アルバム『BIKINI FOREVER』収録の「Super Girl -Mitomi Tokoto Remix-」「夏だから -Mitomi Tokoto Remix-」と MITOMI TOKOTO の世界観でもあるキラキラしたプログレッシブハウスリミックスを披露。更に未発表の「Higher - MITOMI TOKOTO Remix-」もプレイされた。






更に、ゲストとしてパリピ芸人として大人気の EXIT が登場し、ショートコントで会場は爆笑の渦に。

CyberJapan Dancers のライブパート2がスタートすると、BIKINI FOREVER や、大人気楽曲でもある「Super Girl」「Summer Summer」などが熱唱された。まさに "BIKINI de LIVE"! キレのあるダンスと共にメンバーが楽曲の数々を歌い上げ、始終、全く疲れを感じさせないパフォーマンスとなった。



MC タイムでは、Team K のメンバーである Kanae、Kazue、Kana、Karen が舞台のセンターへ立ち、1人1人書いてきたという手紙を朗読。彼女たちの熱い想いが伝わってくるその内容に、筆者の周りにいたファンたちの中には、一緒に号泣してしまう人もいるほどだった。娘の晴れ姿を初めて見に来たという各メンバーの両親に向けての手紙も朗読された。



このシーンには、いつもキラキラしており笑顔で活動しているため「いつも楽しそうでいいな」と思われがちな彼女らであるが、本当は悩んだり、人知れず人一倍努力をし、時には悔しい想いをしながらも CyberJapan Dancers のメンバー全員で前へ進んでいこうと必死に頑張っていることに、その会場にいた誰しもが気付かされたのではないだろうか。



そして CyberJapan Dancers のみんなで詩を考えたという「Smilin’ & Smilin’」を Cyber Japan Dancers 全員で披露。スクリーンには彼女たちのオフショットが映し出され、その歌詞はまるで彼女たちの心情や状況そのまま歌ったかのようなものとなっていた。





CyberJapan Dancers が舞台から下がると、すぐに会場全体から「アンコール」の大合唱が。CyberJapan Dancers はその声に答えるように、それぞれの T シャツを着て登場。彼女たちの大人気楽曲の1つであるクリスマスソング「JOY TO THE WORLD」を熱唱し、何度も何度も「ありがとうございます!」と言っていたのが印象的だった。そしてこの日のために書いたというハート型の紙吹雪が会場に舞い散る中、イベントは終了した。






約4時間にも及ぶ内容盛りだくさんの生ライブは、「Go Go Dancers」と言う肩書きだけでは到底収まりきらないパフォーマンス、そして MITOMI TOKOTO のプロデュース力を見せつけてくれるような素晴らしいものとなった。

日本を代表する大人気ダンサーとなった彼女たちは、更に今後、一体どこまで成長していくのだろうか。とても楽しみだ。


 

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