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2018年12月、Slushii 2作目のスタジオアルバムとなる『DREAM』をリリース。Slushii の特徴的なフューチャーベースサウンドとは異なり、チルアウト系の柔らかく優しいサウンドのトラックが詰まったアルバムとなっている。
そこから約半年後の今年7月、Slushii は『DREAM II』のリリースを発表。ファンからはリリース日を待ち望む声が続々と届いていた。
— SLUSHII「sapientdream」 (@SlushiiMusic) July 7, 2019
DREAM II
— sapientdream (@sapientdream) October 25, 2019
「DREAM II」待望のリリース日は本日、11月22日(金)。「DREAM」リリース時、Slushii は「DREAM」についての自身の想いを語っている。
『DREAM II』というニューアルバムのタイトルからも分かるように、今回のアルバムは『DREAM』の第2作目であり、前作からの彼の想いが引き続き込められたアルバムであり、Slushii の真意を100%音楽で表現したアルバムであると考えて良いだろう。OK、君たちに正直に話さないといけない時が来た。たぶん知っている人も多いと思うけど、僕はアスペルガー症候群という病気を持っていて、幼い頃、学校でいじめられていた。それが理由でうつ病を患って、良くなったり悪くなったりを繰り返しているんだ。
僕はいつもハッピーな曲を制作していた、そうすれば僕の気持ちも楽になるから。
だけど、もし100%自分の気持ちに正直に音楽を制作したらどうなるのかなって思ったんだ。僕の感情と真実の自分を出してみようってね。だから、このアルバムはすごくダークでノスタルジックな音楽になっている。こういった楽曲を僕は初めてリリースする。僕みたいな人たちへ届いてほしいと思って、このアルバムを制作した。そして、悲しみから逃げ出せるように……例え、ほんの少しの瞬間だけだとしてもね。このアルバムは僕自身だ。不完全ってことなんだ。
17曲が収録されているこのアルバムの中には「Heart In Japan」という、日本にまつわるタイトルの曲も収録されている。この楽曲には、日本人には馴染み深いコンビニの入り口で鳴る「ピンポーン」という音や日本語がサンプリングされている。優しくどこか懐かしさを感じさせるようなサウンドで、聴いていると Slushii の日本への愛が伝わってくるようだ。
「Anymore」「Reason to Fly」といったトラックでは、Slushii 自身のボーカルや声も聴くことができる。前作『DREAM』にも Slushii のボーカルソングは収録されていたが、上記でも述べているように、自身の心情をより多く伝えるために『DREAM II』では更にボーカルトラックを多めに収録したのではないかと予想される。ぜひ、歌の歌詞にも注目して欲しい。