新型コロナウィルスの影響による「ULTRA MUSIC FESTIVAL MIAMI 2020」の実質的な開催中止が先日発表されたが、本日、ULTRA MIAMI 公式から発表されたその返金方法に、多数のチケット保有者からクレームが寄せられている。

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チケット保有者に ULTRA MIAMI から送信されてきたのが、下記のメール。






ULTRA MIAMI が発表した内容には、なんと「チケット代返金」のオプションがないのだ。
ULTRA MIAMI 2020 のチケット保有者は、ULTRA MIAMI 2021 または ULTRA MIAMI 2022 のどちらかに参加が可能となっており、チケット保有者は30日間の期限内にどちらにするかを返答しなければならない。なお、チケット保有者にはいくつかの特権が与えられるとのことだ。

特権は以下となっている。

※抜粋※
1. EXTRA ULTRA HOUR:2021年のヘッドライナーの誰か1名がメインステージでプレイするが、そのセットは ULTRA MIAMI 2020年のチケット保有者のみ参加が可能となっている。そのセットは会場オープンの1時間前になるため、2020年のチケット保有者のみ会場オープン1時間前の入場が可能となる。

2. 2021年にヨーロッパや世界各国で行われている ULTRA のフリーチケット1枚、または Resistance イベントのフリーチケット1枚が貰える。ただし枚数には制限があり、事前登録必須。そしてフリーチケットは早いもの勝ちとなっている。

3. ULTRA のグッズを250ドル以上購入すると50%オフになるクーポンコードが入手できる。クーポンコードの使用期限は2020年12月31日まで。

4. 2021年の ULTRA MIAMI の GA チケットを優先的に2枚まで249.95ドルにて購入できる。


他にもいくつかの特典があるものの、チケット保有者たちはシンプルに返金してほしいとツイッター上に多数のクレームが寄せられている状態だ。
 
 

ULTRA は普通に返金してくれないの? 信じられないし、ばかげているわ。
たったの30日間の間に2021年か2022年の ULTRA に参加するかを決めないといけないの? おかしすぎるわ!

 
 

ULTRAが返金してくれないなんて信じられない!

 
 

ULTRA 2021 も ULTRA 2022 も両方とも行かないから返金してくれ。

 

なお、ULTRA 側は、ULTRA 2020 は 実質的には開催中止であるものの、敢えて「延期」という言葉を使っている。返金対応がないのは「延期」であるため、というわけなのだろうか。2021年、2022年に行けない場合は返金対応となるのかどうかは、このメールには書かれていない。果たしてチケット購入者は満足のいく対応を ULTRA MIAMI から得られるのだろうか。
 

ULTRA MIAMI

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