【新型コロナVS.世界のダンスミュージックシーン】アーティストたちが伝える各国の現状、シーンと彼らのこれから【RAIDEN/韓国】

新型コロナウイルスにより世界中が大きな打撃を受けている中で、日本〜世界各国で活躍するアーティストたちに、彼らの住む国の近況と、仕事、音楽シーン、そして彼ら自身の生活に対する今現在の想いをインタビューしていくシリーズ「【新型コロナ VS. 世界のダンスミュージックシーン】アーティストたちが伝える各国の現状、シーンと彼らのこれから」。

今回は、韓国人 DJ / Producer の RAIDEN(ライデン)。自国韓国はもちろん、世界で活躍するアジア人プロデューサーの1人だ。


ULTRA JAPAN、更に本場 ULTRA MIAMI や TomorrowlandDon't Let Daddy Know 等のビッグイベントや、Amsterdam Dance Event(ADE)では Nicky Romeroのレーベル「Protocol Recordings」、Martin Garrix のレーベル「STMPD RCRDS」等のメジャーレーベルのパーティーにも出演を重ねている。また Protocol Recordings と契約した初のアジア人 Producer/DJ としても注目された。
 


また、Swedish House Mafia のメンバーでもある Steve Angello のレーベル「SIZE Recordings」のレーベルナイトが2018年に韓国 Club Chroma で初開催された際には、Corey James と共に Steve Angello との共演を果たしている。
 

RAIDEN は韓国人アーティストとのコラボも多く、最近では大人気韓国男性アイドルグループ EXO のメンバー CHANYEOL とのコラボ曲 "Yours (Feat. Leehi, CHANGMO)" をリリースしている。
 

そんな RAIDEN に現在の韓国の様子や今後の活動についてインタビューを行った。
 


iFLYER:スターウォーズの日に合わせてインスタをアップしていましたが、スターウォーズにインスピレーションを受けた楽曲はありますか? もしくは作ろうと思いますか?
 
RAIDEN:スターウオーズは僕の人生だよ :) スターウォーズを見て育ったし、スターウォーズは僕にとって大きな趣味の一つだ。スタジオで音楽制作をするために LA に行く際に、スタジオ以外で行く場所はたった1つ。スターウォーズのためだけにディズニーランドに行く。スターウォーズにインスピレーションを受けて、スターウォーズをテーマに書いた ID がいくつかある。まだ、どこでいつリリースするかは決めていないけどね。近いうちにリリースできれば良いなとは思っているよ!
 

iFLYER:ギターの腕前にも定評がありますが、ギタリストとしての活動も視野に入れていますか?

RAIDEN: 僕の音楽キャリアは、バンドのギタリストとして始まった。ギターは僕のパッションだし地盤でもある。ギタリストとしての自分に100%戻るかと言われると、それはちょっと分からないけれど、でも僕の音楽スタイルからギターを手放すことは絶対にしないよ。ギターは、僕の音楽と僕自身のストーリーを表しているからね。
 

iFLYER:韓国人のアーティストと多くコラボしてますが、日本人とのコラボについていかがですか?

RAIDEN: いつか日本人アーティストと一緒に制作したりコラボしたりしたいと思っている。音楽と制作の勉強をしていた時には、実は日本で数年間暮らしていたんだ。だから日本のカルチャーについてはよく分かっているし、東京という街は僕の心の特別な場所にいつもある。

 
iFLYER:"Heart of Steel" や "Hanabi" など、多くのヒット曲がありますが、今後、アルバムリリースの予定は?

RAIDEN:アルバムについては、今は多くのことは語れないけれど……でも、フルアルバムを制作してリリースしたくない人なんて、きっといない。アルバムリリースは全てのミュージシャンにとって一つの階段だからね。今年の終わりから来年にかけて、とても最高なプロジェクトを発表をする予定だ。



iFLYER:Ultra Japan には毎年出演されてきましたが、新型コロナウイルス収束後、日本での公演予定は?

RAIDEN:さっきも言ったけど、日本で何かしたいと思っている。日本のファンのみんなとたくさんの時間を使って、様々な手段で会いたいと思っているよ。それから、どうやったら日本で僕の音楽キャリアを特別なものにできるのかについて、非常に考えている。日本はショーをする上で大好きな国の1つだ。僕は絶対に日本へ戻って公演する、長めに時間を取って公演したいと心から思っているよ。

 iFLYER:お住まいの韓国では、現在の新型コロナウィルスの状況はいかがでしょうか?

RAIDEN: 僕たちは、今とってもクレイジーな時間の中で生きていると思う。だけど常に希望も持てる。韓国では、国全体が一致団結してこの状況の中で一緒に戦おうと、政府と国民、皆が頑張っていて素晴らしいと思う。ここまで来れたことを誇りに思うよ。だけど、例え今の状況がだんだん良くなってきたように見えても、僕は必ず隔離のガイドラインに沿って過ごしている。韓国の医療従事者はヒーローだ。僕は彼らに最大のリスペクトと感謝をしている。


iFLYER:#STAYHOME 中は何をしていますか?

RAIDEN: たぶん僕のリリースから分かるかもしれないけど、新曲 "Yours" について多くの楽しいコンテンツを展開することに時間を費やしている。ライブストリーミングにも主演してるよ、EDMTunes の Jadetopia や、他にもこれから発表できるはずだ。それから数多くの楽曲を完成させている。今年、それぞれの街にいる音楽作家と音楽制作をするためだけに、ロンドン、ストックホルム、ロサンゼルスに行った。だから今、そういった僕の手元にある新しい楽曲をどうするか、とても楽しみだ。#STAYHOME の時間の今は、音楽に集中しているよ。
 

iFLYER:最後にメッセージを頂けますか?
 
RAIDEN:僕の新曲 "Yours" をみんなが気に入ってくれて、この曲を通じてポジティブな想いや暖かさが伝わったら嬉しいよ。それから日本へ早く戻れることを祈っている。 #STAYHOME、そしてみんな安全でいて欲しい。僕たちは一緒だ。みんなで一緒にこの状況を乗り越えよう!
 

RAIDEN

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