新型コロナウイルス渦中のイギリスでは、一般市民が公共の場で「できること」「できないこと」が常に変化しており、市民を混乱させている状況だという。

そんな中、先日パブ(酒場)の再オープンの承認が下りたが、再オープン直後、いくつかのパブは再度休業せざるを得ない現状となっているようだ。9月27日に新しい法律が施行されたが、その法律がパブにおける音楽とダンスに大きな影響を与えるものであると報道されている。


その新しく施行された法律の内容は「パブで音楽をプレイする場合は85デシベル以下」「パブでのダンスは禁止」というものである。(※参考:80デシベルは「地下鉄の車内」、100デシベル程度は「ライブハウスやカラオケなど」の音のボリューム)
この法律に反した場合は、1,000ポンド(日本円約14万円)の罰金が課せられるとのことだが、この法律はイギリス議会の事前承認なく施行されたものであるという。
この法律は、イギリス国内の多数のパブに影響をもたらすだろうと懸念されている。また残念なことに、この法律は来年の春までは施行され続けるものと予想されている。

また、東京都でも施行されていた「夜10時閉店」がイギリスでも現在施行されているとのことだ。しかし、報道によると、飲食店が閉店した夜22時以降は、路上等の野外に人が集まってしまっているのが現状とされている。