これまで、「SoundCloud Go +」を利用することで、様々な DJ アプリと同期できていた SoundCloud の音楽ライブラリだが、これがオフラインでも利用できる「SoundCloud DJ」が発表された。
この機能を利用すると、DJ が HipHopやエレクトロニック等のアンダーグラウンドな最新のアーティスト満載の SoundCloud のコレクションに無制限にオフラインでアクセスできるようになる。

「SoundCloud DJ」は、月額19.99ドル(約2,100円)で利用でき、SoundCloud 限定のブートレッグや非公式のリミックスまで全て入手できる


これまであった「SoundCloud Go +」は、「Serato」DJLite、DJPro、「PioneerDJ」rekordbox、WeDJ、「Algoriddim」djay、djayPro、「NativeInstruments」TraktorDJ 2、「Virtual DJ」、「edjing」Mix、Pro、「Denon DJ」PRIME シリーズ、「Mixvibes」Cross DJ、「DEX 3」と同期できていたが、これらのパートナーの多くを SoundCloud DJ でも継続的に統合できるように取り組んでいく、とのことだ。

なお、SoundCloud DJ は現在「Virtual DJ」で利用可能となっており、今後数カ月以内に「CrossDJ」と「DenonDJ」が追加され、更に多くのパートナーも間もなく発表される。


SoundCloud は、ブログで以下のコメントをシェアしている。

バルコニーでセットを準備する場合でも、公園で友だちのためにプレイする場合でも、Wi-Fi が途切れたり、ダウンロードしたトラックの制限に達したりすることを心配する必要はありません。SoundCloud DJ を使用すれば、選択した DJ アプリに無制限のトラックをローカルで保存できるため、インスピレーションが得られた場所で準備万端でプレイすることができます。


他にも、SoundCloud は今年に入ってからキーとテンポで音楽を識別するアプリ内ツールをリリースしているが、こちらは現在「Virtual DJ」と「Algoriddim」で利用でき、こちらも更に今後多くのパートナーが発表されるとのことだ。