江崎グリコ株式会社が、大阪市西淀川区にある企業ミュージアム「江崎記念館」を特別なソフトウエアをインストールせず Web ブラウザで体験できる「江崎記念館Web-VR※」が2020年12月24日(木)にオープンした。
本コンテンツでは、新型コロナウイルス感染拡大により現地を訪れるのが難しくなるなか、外出せず自宅にいながら、江崎記念館内の展示品を閲覧することができる。


江崎記念館は1972年、創立50周年記念事業の一環として、従業員に創業の志を伝え、社業の発展に寄与するため設立したもので、現在は企業ミュージアムとして一般も来館できる。館内には創業以来の江崎グリコの歩みに関する資料、商品・販促品をはじめ、創業者江崎利一ゆかりの品々を展示しており、展示品の一部は国の近代化産業遺産に認定されている。

本コンテンツでは、Web-VR※ を通して江崎グリコ創業の歴史や創業時から現在まで受け継がれているさまざまな「創意工夫」等を見ることができる。直接のご来館が難しい全国各地のグリコ・ファンも、Web-VR の空間に入り込みながら自分のペースで楽しむことができるのが特長だ。新型コロナウイルスの影響により延期・中止となってしまった修学旅行・遠足・社会科見学の代わりとしても利用できる。また、実際に来館した時とは異なる演出や異なる角度から閲覧可能な展示などもあるため、既に来館したことがある方にも楽しめる内容となっているとのことだ。

※VR ヘッドセット等は用意不要。
 

【一部の展示内容】

1.Glicoの始まりとゴールインマーク
誰もが見たことがあるGlicoのゴールインマーク。誕生した際の着想と、今のデザインに至るまでの変遷を紹介。

2.創業期の生産器具
江崎グリコの創業の商品栄養菓子「グリコ」を試作や製造する際に使用していたハート形ローラー・しゃもじ・真空釜を展示。  

3.歴代道頓堀グリコネオンのジオラマ
1935から大阪道頓堀に設置されているグリコネオン。初代から5代目のジオラマが閲覧できる。また、実際に道頓堀の戎橋から道頓堀グリコサインを見上げるような画角で撮影を行っており、ジオラマに入り込んだような視点が楽しめる。  

4.歴代のおもちゃ
創業時代から現在に至るまで約4000点に及ぶ「グリコ」のおもちゃを展示、様々な年代のおもちゃを展示しているため老若男女問わず楽しめる。また、時代に合わせたおもちゃの変化の解説と共に閲覧できる。
 

江崎記念館 Web-VR

【URL】 https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/ezakikinenkan/#web_vr
※江崎グリコのコーポレートサイト、「楽しむ・学ぶ・体験スポット」 内の江崎記念館ページよりアクセス可能。
【閲覧端末】タブレット、スマートフォン、PC
【動作環境】江崎記念館 Web-VRは、下記のブラウザで利用可能。
Chrome、Opera、Firefox、Ms Edge の最新バージョン。
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