この夏、新型コロナウイルスのワクチンを接種したこと示す「ワクチンパスポート」を所持していれば、多数のクラブが軒を並べるパーティー・アイランドとして知られる観光地であるスペイン・Ibiza(イビザ)島への旅行が可能となるかもしれないとのことだ。

スペインの Reyes Maroto 観光相は今週の月曜、安全な旅行に関するイニシアチブの一環として、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書を発行する政府の計画を明らかにした。このワクチンパスポートは、観光が復活した際に、カナリア諸島とバレアレス諸島での観光への利用が承認されているとのことだ。

Reyes Maroto 観光相は以下のように説明している。

「我々は、既に安全のための手順を実施しています。しかし、新型コロナウイルスの状況が許すのであれば、すぐにでも旅行を再開できるように別の一歩を踏み出したいのです」

Reyes Maroto 観光相は、政府や EU 及び経済協力開発機構と緊密に協力して「旅行者が安全に旅行できると自信を持って言えるような共通の手順を採用する」と述べている。

イビザを含むバレアレス諸島の行政は、最近、バーやレストランの再開計画を発表している。島中のレストランやバーは、来月からオープンテラスや屋外スペースでの営業再開となる。全てが順調に進めば、屋内スペースでの営業もも3月中旬から再開されるとのことだ。

Reyes Maroto 観光相は、年始に「今春には観光を復活させたい」語っていた。