Tesla(テスラ)、SpaceX(スペースX)の CEO である Elon Musk(イーロン・マスク)が、てっぺんには「NFT」の文字、土台には「HODL(ホドル/仮想通貨を売らずに保有し続けるという意味のネットスラング)」「computers never sleep(コンピューターは眠らない)」というフレーズが刻まれ、「VANITY TROPHY(虚栄心のトロフィ)」というネオン文字が周囲を回転する金色のトロフィーがゆったりと回るアニメーションビデオを「I’m selling this song about NFTs as an NFT(NFTについてのこの曲をNFTとして販売する)」というコメントと共に投稿した。
 

このアニメーションビデオの BGM には、Elon Musk プロデュースのキャッチーなハウスミュージックが使われている。この記事の時点ではまだこの NFT の販売はスタートしていない。

Elon Musk は以前、自作の EDM  トラックを SoundCloud にてリリースもしており、ダンス・ミュージックには造詣が深いようだ。

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なお、Elon Musk の恋人であるインディ・ロックアーティストの Grimes(グライムス)は、今年の3月はじめにデビュー NFT コレクションとしてデジタルアート「War Nymph」を発売、リリースから20分のうちに580万ドルという驚異的なセールスを獲得している。

>>GrimesのNFTコレクションはこちらから

なお、Elon Musk と Grimes との間には、2020年に男児・X AE A-XII君が生まれている。
 
 

最近音楽シーンでも話題の「NFT」って何?

最近、音楽系のニュースにも度々話題に上ってくる「NFT」という単語について気になっていた方も多いのではないだろうか。

「NFT」とは Non Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)の略で、日本語では「代替不可能なトークン」と訳される。ビットコインを筆頭とする仮想通貨にも用いられているブロックチェーン技術を活用し、コピー不可能なデジタルデータを作り出すもので、これを楽曲やアルバム、アート等の販売においても徐々に利用されるようになってきている。なお、所有データに関しては、自由に二次流通(再販売)可能となっている。

最近では、Disclosure(ディスクロージャー)、Flume(フルーム)、ODESZA(オデッサ)、Dillon Francis(ディロン・フランシス)、Madeon(マデオン)等のアーティストが、NFT でコレクションを作成販売している。

今後、この流れは今後更に大きくなっていくものと見られている。