性的虐待、人身売買、児童ポルノ製造・所持で弁護士事務所から起訴されていたアメリカ人ダブステップ DJ/Producer の Bassnectar(ベースネクター)だが、それに追い打ちをかけるように、更に2名の女性、Jenna Houston と Jane Doe#1 が、彼女たちが未成年だった際に Bassnectar により性的に虐待され、永続的な身体的・精神的損傷を引き起こしたとして訴訟に加わった。


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Jenna Houston は Bassnectar が34歳だった2012年4月に Twitter にて歌詞をツイートした後、DM を介して彼女に連絡、彼女の故郷であるペンシルバニア州フィラデルフィアのリッツカールトンホテルで彼に会ったとのことだ。
その後、Bassnectar は数回に渡って Jenna Houston と会い、性的に虐待し、その後現金を彼女に支払ったとされている。3年間の間、Jenna Houston は絶えず Bassnectar のショーに連れ回されていたが、彼女が大学に進学し未成年ではなくなった際に、Bassnectar は彼女との関係を終わらせることを望んだとのことだ。

また Jane Doe#1 は、彼女が未成年だった際に Bassnectar が性的に露骨な写真を送るように強要したことについて、更に性的虐待や人身売買に関しての告発もしている。

訴訟では、Bassnectar が Jane Doe#1 がメンタルヘルス問題で苦しんでいたことを知っており、彼女の両親はますます彼女を保護するようになったが、Bassnectar はそれを利用し、彼女を両親から引き離そうとして、彼女がどのように「両親に閉じ込められたと感じたか」をセラビストに向けて書くように強要したとのことだ。

訴訟は以下のように述べている。

「Bassnectar の高貴な行動と、より大きな利益のために奉仕しているという評判は、彼の不吉な欲望と行動を隠すためのベールと、彼の力と影響力を使って未成年の少女に取り入って、最終的に性的犠牲とする手段に過ぎなかった」

これに対し、Bassnectar の弁護しである Kim Hodde  と Mitchell Schuster は「この主張にはメリットがなく、Bassnectar はこの法外な訴訟で概説されている攻撃的で明らかに虚偽の主張については完全に無実である」と述べている。

「この訴訟は、性的搾取に対する重要な社会運動から利益を得ようとする恥知らずな試みに過ぎない。
このような偽造された主張は、実際の犠牲者にとって恐ろしい不利益である。Lorin(Bassnectarの本名)と Bassnectar チーム全体が揺るぎなく支持する人……これらの主張が世論の法廷ではなく、法廷で宣誓のもとで実際にテストされると、Lorin は完全に免罪されると確信している。私たちは、これらの日和見主義者が Lorin の人生と評判にもたらした損害について責任を負うために、あらゆる適切な救済策を追求する」

この訴訟では、更に管理会社の C3 Presents と Red Light Management、制作会社の Gnarlos Industries と Bassnectar の Interactive Giving Fund Charity が被告として指名されている。