著名なギタリスト/シンガーソングライターの Nile Rodgers(ナイル・ロジャース)は、2013年にリリースされた 故 Avicii(アヴィーチー)のデビューアルバム『True』に収録された楽曲「Lay Me Down」の共同執筆者としても知られているが、Nile Rodgers は先日ノルウェーとスウェーデンのテレビトークショー「Skavlan」に出演し、Avicii と録音した音楽についてを語った。
 

その中で Nile Rodgers は、彼と Avicii の共同保管庫には、これまでリリースされていない多くの音楽的アイディアが含まれており「Avicii の家族と遺産管理者の祝福を受けた上でリリースしたい」と述べた。


Nile Rodgers は、もし Avicii の家族が尋ねてきた場合、Nile Rodgers は「Tim(Avicii の本名)が何を考えているか知っていた」ので、二人で録音した他の多くのトラックを喜んでミックスすると述べており、また「自分が参加していない楽曲に取り組むことには興味がない」と付け加えた。

Nile Rodgers は以下のように述べている。

僕は Tim が大好きだ。僕らはたくさん書いた。
僕は以前、Tim と1週間一緒に部屋に入っていたら、トップ10全てを書くことができると言っていたよ。つまり、彼には才能があったんだ。彼は自然なメロディー・ライターだ。彼は技術的には音楽を理解していなかったが、音楽を読まなくても、何らかの理由で精神的にも芸術的にも、彼は天からの贈り物を持っていた。

2018年、28歳という若さで亡くなった Avicii の死をきっかけに行われたインタビューで、Nile Rodgers は、Avicii と一緒に録音してまだリリースされていない音楽がたくさんあると発言している。

非常にたくさんある! たくさんだ!
僕らは朝に行って、一緒に仕事をするたびに5〜6曲書いていたんだ。

亡くなったアーティストの未発表曲については、様々な意見が飛び交っているが、Avicii に関してもまたこの課題は当然のように浮上してきており、リリースを希望するコラボアーティストがいる一方で、同じく Avicii とのコラボ曲を持つ Mike Posner は Avicii の許可なく未発表曲をリリースすることに対して反感を表明している。

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