前から見たらビジネスマン風、背後から見ればパーティー野郎な、後頭部だけ長く伸ばすヘアスタイル "マレット" の中でも、全米No.1のマレットヘアを決定する壮大なチャンピオンシップ「USA マレット・チャンピオンシップ」が開催された。

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「USA マレット・チャンピオンシップ」は、アメリカ国内の公式のマレット・ランキング機関であると自称しており、2020年に「ミシガン・マッドフラップ・コンテスト」としてスタートし、2022年の今年までに複数の部門を持つ全国的なイベントへと拡大。今年は女性版、キッズ版も開催し、それぞれが自慢のマレットを競っている。

今年の優勝者は、ニューヨーク州スティルウォーターに住む Scott Salvadore(スコット・サルバドール)氏。彼は自身のマレットを「君主のドレープ」と呼んでおり、過去4年半に渡ってマレットを育て、維持してきたという。なお、それぞれの出場者が自身のマレットにニックネームを付けているようだ。
サルバドール氏は、輝かしい「アメリカズ・ベスト・マレット」の称号と、2,500ドルの賞金を得た。


2位に輝いたのは黄金のマレットヘアを持つ Dalton Cleghorn(ダルトン・クレッグホーン)氏、そして3位には雄々しい黒のカーリーマレットヘアの Brandon Hernandez(ブランドン・ヘルナンデス)氏となった。


なお、昨年優勝した Clint Duncan(クリント・ダンカン)氏は、17,000票以上の投票数を集めたとか。


「USA マレット・チャンピオンシップ」の入場料の半分は、支援を必要とする退役軍人にケアを提供するグループ「Stop Soldier Suicide」に寄付されるとのことだ。

今年の大賞ファイナリストの一部を以下でご紹介しよう。

▼ 4年間マレットを保持している Andy Foster 氏は、自身のマレットを「ウィスコンシンの滝」と呼んでいる。
▼ Buddy Campbell 氏と彼のマレット「ウィスリンの猫じゃらし」

▼ Rich Brandon Baron 氏と、彼のマレット「父の炎」

▼ Musio Chavez 氏と、彼のマレット「オレゴンの尾」。

果たして2023年度の勝者は一体どのようなマレットを持つ者となるのか……来年度も期待して待とう!