イギリスの経済誌 Financial Times 紙が、音楽ストリーミングサービスの Spotify(スポティファイ)が新機能の投入を強化し、世界中で10億人のユーザーを獲得するという野心的な目標達成と、さらなる値上げに向けて準備を進めていると報じている。
Spotify の共同社長兼最高事業責任者(CBO)であるアレックス・ノルストローム氏は「長年サブスクリプション料金を据え置いてきたが、値上げは今や「当社の戦略の一部」であると同紙に語り、また「値上げはユーザー向けの新サービスや機能強化と並行して行われる」と強調した。
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Spotify は2年前に値上げを開始したばかりで、この動きは2024年に初の年間黒字化を達成する一因となった。今月初め、Spotify は9月から一部の市場でプレミアムサブスクリプション料金の値上げを発表し、株価は10%近く急騰した。
「値上げや価格調整などは、当社のビジネスツールの一部であり、合理的であれば実行する」とノルストロム氏は述べ、値上げと並行して顧客への「付加価値提供を継続」していくと付け加えた。
ノルストロム氏の見解は、Spotify の共同創業者/CEO であるダニエル・エク氏が4月に行われた2025年第1四半期決算発表で述べた発言と一致する。エク氏は「急成長を遂げている段階では、値上げは賢明な戦略ではない」としながらも、「市場への参入が拡大するにつれて成長が調整されるため、価格設定は事業を支えるもう一つの足となり、もう一つのレバーとなる」と指摘した。
この戦略は功を奏しているようだ。Spotify は値上げしたにもかかわらず市場シェアを拡大し続けており、先月の会員数は前年比12%増の2億7600万人に達した。また、月間アクティブユーザー数も11%増の6億9600万人となった。アメリカの株式やビジネスに関する情報を専門とする新聞/ウェブメディアの Investor’s Business Daily によると、同社の株価は6月27日に史上最高値の785ドルを記録した。
現在、世界人口のわずか「3%強」が定期購読料を支払っている状況で、ノルストロム氏は大きな成長の余地があると見ている。Spotify は、カスタマイズ可能なトラックトランジションや AI DJ ツールといった新機能を通じて、ユーザーの「スティッキネス(持続性)」の向上に注力していると報じられている。また、オーディオブックやポッドキャストにも積極的に展開しており、ユーザーは90億近くのプレイリストを作成している。
Spotify は、アーティストの熱心な支持者をターゲットとした、月額6ドルの追加料金がかかる可能性がある「スーパーファン」プランの導入を噂されているが、開発は進んでいるものの、ノルストロム氏は詳細を確定するには「時間がかかっている」と認めている。
Spotify の共同社長兼最高事業責任者(CBO)であるアレックス・ノルストローム氏は「長年サブスクリプション料金を据え置いてきたが、値上げは今や「当社の戦略の一部」であると同紙に語り、また「値上げはユーザー向けの新サービスや機能強化と並行して行われる」と強調した。
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ノルストロム氏の見解は、Spotify の共同創業者/CEO であるダニエル・エク氏が4月に行われた2025年第1四半期決算発表で述べた発言と一致する。エク氏は「急成長を遂げている段階では、値上げは賢明な戦略ではない」としながらも、「市場への参入が拡大するにつれて成長が調整されるため、価格設定は事業を支えるもう一つの足となり、もう一つのレバーとなる」と指摘した。
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