生放送➡びわ湖マラソン大会
生中継:: https://hdsports247.net/marathan
びわ湖を舞台に行われるのが、ことしで最後となる「びわ湖毎日マラソン」を28日に控え、有力選手が記者会見し意気込みを話しました。
今回で76回目となる「びわ湖毎日マラソン」は、国内で最も歴史の長いマラソン大会で、オリンピックなどの代表選考も行われてきましたが、大阪マラソンとの統合が決まり、びわ湖を舞台に行われるのが、ことしで最後となりました。
26日は、大津市内のホテルで有力選手が記者会見し、2018年のアジア大会で金メダルを獲得した28歳の井上大仁選手は「前回初マラソンでこの大会に出場したときは、25キロをすぎて足が動かなくなり、マラソンの洗礼を浴びた。そのときのタフな印象が残っているが、経験を重ねて改めてコースを見ると、条件さえよければタイムも出ると感じている。積極的な走りをして最後のびわ湖に花を添えたい」と意気込みを話しました。
また、日本歴代4位となる2時間6分45秒の記録を持つ28歳の高久龍選手は「去年10月に右足を痛めて12月の福岡国際マラソンを欠場したが、その後はニューイヤー駅伝などに出場し練習もできている。ペースメーカーが抜けてからレースが動くと思うので、急激な上げ下げに耐えられるように、レース前から展開をイメージして臨みたい」と話していました。
レースは、28日午前9時15分にスタートし、新型コロナウイルスの感染対策を受けて、沿道での応援については自粛が求められています。
NHKはレースの模様を総合テレビとラジオ第1で中継するほか、「NHKプラス」でも視聴できます。
川内優輝「一歩一歩踏み締めながらゴールしたい」
かつて「最強の公務員ランナー」と呼ばれた33歳の川内優輝選手は、今回で5回目の出場です。
びわ湖毎日マラソンの思い出について、公務員ランナーとして臨む最後のフルマラソンとなったおととしのレースをとりあげ、「プロ転向に向かう中で調子が上がらず不安を抱えていたが、2時間10分を切ることができて、『これからプロになって、もっともっと力を伸ばせるぞ』と自信を持てた節目の大会になった」と話しました。
そのうえで、びわ湖を舞台に行われるのが最後となる今大会に向けては「状態はすごく上がっていて、2時間10分を切ることができる状態まで戻ってきている。いろいろな思い出があるびわ湖のコースを一歩一歩踏み締めながら、皇子山の競技場に入るときには、自分はやったぞというような手応えを持ってゴールしたい」と意気込みを話しました。
下村悟「歴史のある大会 誇りに思いながら走り抜きたい」
地元、滋賀県出身で46歳の下村悟選手は今回で18回目の出場です。
下村選手は「目をつぶってもコースが浮かぶくらい走らせてもらった。エリート選手... Learn More
びわ湖マラソン大会 2021 生放送
生中継:: https://hdsports247.net/marathan
びわ湖を舞台に行われるのが、ことしで最後となる「びわ湖毎日マラソン」を28日に控え、有力選手が記者会見し意気込みを話しました。
今回で76回目となる「びわ湖毎日マラソン」は、国内で最も歴史の長いマラソン大会で、オリンピックなどの代表選考も行われてきましたが、大阪マラソンとの統合が決まり、びわ湖を舞台に行われるのが、ことしで最後となりました。
26日は、大津市内のホテルで有力選手が記者会見し、2018年のアジア大会で金メダルを獲得した28歳の井上大仁選手は「前回初マラソンでこの大会に出場したときは、25キロをすぎて足が動かなくなり、マラソンの洗礼を浴びた。そのときのタフな印象が残っているが、経験を重ねて改めてコースを見ると、条件さえよければタイムも出ると感じている。積極的な走りをして最後のびわ湖に花を添えたい」と意気込みを話しました。
また、日本歴代4位となる2時間6分45秒の記録を持つ28歳の高久龍選手は「去年10月に右足を痛めて12月の福岡国際マラソンを欠場したが、その後はニューイヤー駅伝などに出場し練習もできている。ペースメーカーが抜けてからレースが動くと思うので、急激な上げ下げに耐えられるように、レース前から展開をイメージして臨みたい」と話していました。
レースは、28日午前9時15分にスタートし、新型コロナウイルスの感染対策を受けて、沿道での応援については自粛が求められています。
NHKはレースの模様を総合テレビとラジオ第1で中継するほか、「NHKプラス」でも視聴できます。
川内優輝「一歩一歩踏み締めながらゴールしたい」
かつて「最強の公務員ランナー」と呼ばれた33歳の川内優輝選手は、今回で5回目の出場です。
びわ湖毎日マラソンの思い出について、公務員ランナーとして臨む最後のフルマラソンとなったおととしのレースをとりあげ、「プロ転向に向かう中で調子が上がらず不安を抱えていたが、2時間10分を切ることができて、『これからプロになって、もっともっと力を伸ばせるぞ』と自信を持てた節目の大会になった」と話しました。
そのうえで、びわ湖を舞台に行われるのが最後となる今大会に向けては「状態はすごく上がっていて、2時間10分を切ることができる状態まで戻ってきている。いろいろな思い出があるびわ湖のコースを一歩一歩踏み締めながら、皇子山の競技場に入るときには、自分はやったぞというような手応えを持ってゴールしたい」と意気込みを話しました。
下村悟「歴史のある大会 誇りに思いながら走り抜きたい」
地元、滋賀県出身で46歳の下村悟選手は今回で18回目の出場です。
下村選手は「目をつぶってもコースが浮かぶくらい走らせてもらった。エリート選手と走る大会に出ることが自信と誇りになってきて、継続して出続けることが自分のモチベーションになっていた」と、これまでを振り返りました。
そのうえで、びわ湖を舞台に行われるのが最後となる今大会に向けては「自分の体力が衰えて出られなくなることは想定していたが、結果的に、こんな歴史のある大会に最後まで出ることができたということを、誇りに思いながら走り抜きたい」と意気込んでいました。
第76回びわ湖毎日マラソンが2月28日に滋賀県にて開催される。びわ湖毎日マラソンは2022年に大阪マラソンと統合される予定となっており、現在のコースで実施されるのは今大会が最後。ここでは第76回びわ湖毎日マラソンの放送予定を紹介する。
日程&放送予定
■日程
2021年2月28日(日)9時15分スタート
■放送予定
【地上波:NHK総合】
9:05~11:54(生中継)
【ラジオ:NHKラジオ第1】
9:05~11:50(LIVE)
【ネット:NHKプラス】
NKHプラスで地上波と同時配信、1週間後まで見逃し視聴可能
NHKびわ湖毎日マラソン特設サイト
びわ湖毎日マラソンについて
1946年10月に大阪で「全日本毎日マラソン選手権大会」としてスタートし、国内で継続しているマラソン大会としては最も長い歴史を持つ。1962年の第17回大会よりコースを滋賀県の琵琶湖畔に移したが、1963年は翌年の東京五輪で使用するコースのリハーサルとして、また1964年は最終選考会として2年連続で東京・国立競技場発着で実施。1965年大会から琵琶湖畔コースに戻った。
1983年の第38回大会から「びわ湖毎日マラソン大会」の名称に変更。近年はマラソンが高速化、大規模化する中で、2020年12月に大会の歴史を継続・発展させ、マラソン界の活性化を図るために大阪マラソンと統合することを発表。第76回大会を持って滋賀県での開催を終了し、2022年は「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会(仮称)」として、現在の大阪マラソンコースで開催される予定となっている。