iFLYER読者・ユーザーのみなさん、あけましておめでとうございます!今年もぜひともiFLYERをよろしくお願い致します!
今回は新春特別企画として、2016年のトレンド、ヒットソングに基づいて2017年ぜひとも注目してほしいアーティストをピックアップします!!

Spinnin'がパワープッシュする3人組の新鋭、Cheat Codes



Cheat Codesはロサンゼルス出身の3人組ユニット。2014年に活動開始し、2016年6月にリリースした「Let Me Hold You(Turn Me On)」と7月にリリースした「Sex」が話題になり、知名度が急上昇。
2015年ごろから人気を集め始めたTropical Houseの要素にダンスホールのリズム感を取り入れ、メロウでセクシーな雰囲気を生み出すことを得意とする。
 
 

Monstercatイチオシの新感覚ベースハウスアイコン=Tokyo Machine



2016年に突如、ダブステップを得意とする人気レーベル、Monstercatに現れた正体不明のアーティスト、Tokyo Machine。楽曲を聞けばすぐにお分かり頂けると思うが、彼の楽曲は日本のカルチャーにかなり影響を受けている。「ゲームサウンド × ベースハウス」という異色の組み合わせを提唱する彼の音楽は他の誰にも真似できない唯一無二の存在。昨年「OKAY」をリリースした際にiFLYERでも紹介しており、海外のEDMメディアでも度々名前が挙がっている。昨年公開された日本のアニメ映画「君の名は」が異例の興行収入を記録して海外でも話題になり、さらにハリウッドで「攻殻機動隊」が実写化されるなど、日本の文化に視線が再び集まっているこの時期にこそ注目しておきたい。
 

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Soundcloudで絶大な人気を誇る期待のアーティスト、ILLENIUM



Soundcloudを頻繁にチェックしている方はすでにご存知、ILLENIUMは人気ソーシャルサイトReddit独自のDJ Top 100ランキングにおいて、SkrillexKaskadeを抑えて8位にランクイン。心に刺さるメロディラインを作らせれば彼の右に出る者はいないと言っても過言ではないほどに美しいフューチャーベースサウンドを生み出し、The ChainsmokersFlumeなどにも認められた。彼が今年リリースしたRemixやオリジナルはもれなくSoundcloudのチャート上位入りを果たしているため、ILLENIUMは2017年、各国のフェスで引っ張りだこになるだろう。
iFLYERでも2016年10月に特集でご紹介している。もっと彼を知りたい方はこちらをチェックしてみよう。
 
 

「Faded」で一躍脚光を浴びたノルウェーの若き天才、Alan Walker



パワフルなパーティチューンではなく、哀愁感のある楽曲を聞きたくなったら「Alan Walker」というアーティストを検索してみよう。Alan Walkerは現在19歳のノルウェー人プロデューサー。プログレッシブハウスをスローにしたような哀愁感が強いスローな曲が特徴で、オリジナル曲「Faded」が2016年に大ヒットしYoutubeでは約8億5,000万再生を記録。先月、12月に公開した「Alone」も1月4日時点で7,500万再生。この2作だけで10億近くの再生回数を打ち出すほど勢いに乗っているアーティストなのだ。
 
 

2016年、最もShazamされた楽曲を生み出し、次世代のDJ SNAKEの呼び声もあるフランス人、Kungs



2016年に最もShazamされた10曲の中に、Kungsの「This Girl」が上がった。彼のプロデュースした「This Girl」はトランペットのミニマルなメロディーラインが特徴的で、そしてハウストラックの中でも少し独特なリズム感があり話題に。この曲をきっかけに彼の名前が世界中で知れ渡ることになった。彼はBob MarleyやColdplay、OMIなどの楽曲をRemixする粋な一面も持ち合わせており、彼の音楽愛が伝わる。
フランス仕込みの彼のトラックをお供にして歩けば、パリのシャンゼリゼ通りを歩いているような気分になれるかも。
 
 

2016年後半から本格始動!! Marshmelloの弟分であるSLUSHIIは今年の飛躍に期待!!



Slushiiは2016年に大きな話題になったアーティストだ。2016年3月ごろ、MarshmelloやJauzのマネジメントを担当する敏腕マネージャーMoe Shalizi氏のプロデュースのもとで人気を確立し、夏ごろにはHARD SUMMERに出演する異例の急成長を遂げた。彼は日本のマンガやアニメが好きな好きで知られるが、1月7日のelectroxで日本初出演。electroxの会場では可愛らしいアイコンのグッズを持ったファンの姿が見受けられそうだ。
2017年の活躍にも期待しよう。
 

DAVID GUETTAのサポートアーティストとして来日!ULTRA Recordsが今年イチオシするユニット、MAKO



MAKOはアメリカ出身のデュオ。過去にはEDMのトレンドにもなったシンセサイザーを多用した攻撃的なエレクトロニック・サウンドとは異なる、エモーショナルでアコースティックなダンス・ミュージック=”ADM(アコースティック・ダンス・ミュージック)”が今世界的に注目されている。そのADMのシーンで特に人気を集めるMAKOは昨年夏あたりからULTRA Recordsのプッシュを受け、人気急上昇中。1月8日からのDAVID GUETTA来日公演にサポートアーティストとして出演予定で、彼らの美しいサウンドがDAVID GUETTAの公演に華を添えるだろう。
 

数々のRemixが話題に。独特のベールをまとい、闇に包まれた天才、K?D



昨年iFLYERでもご紹介してきたK?d。浮き沈みのあるシンセが織りなすメロウなメロディから、次世代のPorter Robinsonとの呼び声もある。先ほど紹介したTokyo MachineやSlushiiと同じく日本のカルチャーに影響を受けてはいるが、K?dが音楽に表現した日本のカルチャーは2人とは違った一面のもので、人間が持ち合わせている「わび・さび」の気持ちを表現しているようにも受け取れる。
 
 

Kygoに続くTropical Houseの要注目アーティスト!! SNBRN(サンバーン)はトロピカルシーン大注目!



2015年から人気が高まっているTropical Houseシーン。春から夏にかけてのベストシーズンではビーチやドライブで聞き、秋から冬にかけての寒い時期は心の暖をとるために聞いているという人が多いようだ。そのトロピカルシーンからはSNBRN(サンバーン)をご紹介。SNBRNは「日焼け」という意味。
もともとDeep Houseのプロデューサーとして活動していたところにトロピカルの要素を取り入れたため、DJでのセットには幅があるが、最近はアコースティックな楽曲も多いことからトロピカルシーンでも注目を浴びている。「Gangsta Walk」はプラチナディスクを受賞したほどのミリオンヒット作。

以上9組。今年のダンスミュージックシーンはどのようになっているのだろうか。今後も書くアーティストをはじめとした音楽情報をたくさん発信していくので、気になるアーティストがいればアーティストページのハートボタンをタップしておいてください!
 

2017 Pickup Dance Music Artists by iFLYER
iFLYERが選ぶ2017年要注目のアーティストの楽曲をピックアップ!