イギリス・ロンドンのクラブ STUDIO 338 がクラブ自体を食糧倉庫に変える計画を発表した。新型コロナウイルスが大流行している間「弱者を助けるため」の計画のことだ。

STUDIO 338 は現在詳細を詰めている最中で、計画は進行中だという。この計画は Facebook を通して発表され、内容は以下通りとなっている。
 

「私たちは、営業していない平日に南ロンドンの高齢者などに食べ物が行き渡るように、クラブを一時的に食糧倉庫にすることを計画しています。今の所、最も危険にさらされている人々が外出を強いられることなく、家にいても必要なものが手に入れられるようにすることが私たちの最優先事項の一つです。
これは現在計画段階なので、以下に当てはまる方は助言をおねがいします。
・チェリティーの経験がある人、特にフードバンク、ホームレスシェルター、高齢者慈善団体など。
・金銭的または資材的に貢献したいと考えてる企業、スポンサー。例えば、スパーマーケットチェーンの上層部にいる人を知りませんか?
・クラブ内での食品の整理、保管、および各家庭への配布を支援するために時間が取れる人。
・私が見落としていた他のアイデアや重要な要素。

上記の手配が完了したら、みなさんがこの計画に寄付できるような方法を設定します。大きなプロジェクトになると思いますが、一緒に現状を変えていけるよう心から願っています。

Dan@studio338.co.uk か Jessie@studio338.co.uk にご連絡ください。
※感謝の気持ちを込めて、すべてのボランティアの方達には時期を見てパーティーに招待します。

ナイトクラブ、そして高齢者や弱者救済というと、ここ日本ではまるで真逆のもののように感じられるが、それら全てが繋がっているという点にイギリスの音楽シーン・クラブカルチャーがあらゆる年齢層の人々の生活に日本よりも密接なものであることを感じさせられる。