スポーツイベント、コンサート、映画、遊園地のなど大勢が集まる場所は再開されても通常営業ができるかわからない状況だ。今週初めに発表された世論調査によると、ワクチンが利用可能になる前にコンサートや映画などの娯楽を楽しもうとする意志のある人が約半数にのぼるようだ。

世論調査では「スポーツ観戦が好きな人」10人に対して4人の人がワクチンの利用可能前には娯楽施設に行く予定はないと答えているが、その他の10人に4人は ”ワクチンの開発に1年以上かかるとしても待つ” と答えたようだ。
そのほかにも、会場が再開されたら映画館やコンサート・ライブハウスに行くと答えた人は27%にとどまった。
 

マサチューセッツ州のホーリークロス大学のスポーツ経済学の専門家 Victor Matheson は「人が完全に安全だと感じるまでは、幾ら再開したとしても訪れる人はいないだろう。」と答えている。

世界中で約100種類ものワクチンが開発されているが、科学者は1種類のワクチンを市場に出すには18ヶ月はかかるという。一体にいつになったらコンサートに行けるようになるのだろう。私たちは感染拡大を予防して、大人しく待つしかない。