新型コロナウイルスの影響により、様々なテーマパークも休園を余儀なくされている。緊急事態宣言は解除されているものの、東京ディズニーランドやディズニーシー、ユニバーサルスタジオなどのテーマパークでは、2020年5月26日(火)現在も再オープンの告知はされておらず、「再開については政府や自治体、情勢を見ながら再開時期を告知する」と公式ホームページにてアナウンスされている状況だ。


一方、ディズニーランドの本場・アメリカでは、既に近日の営業再開が視野に入れられているようだ。

ディズニーが運営するオフィシャルブログ「Desney Parks Blog」の5月27日(火)の発表によると、ディズニーランドは、7月11日(土)からの段階的なウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの再開に関する提案書を、フロリダ州にあるオレンジカウンティ経済復興特別委員会に提出したとのことだ。

ウォルト・ディズニー・ワールドの上級副社長 Jim MacPhee によると、2つのテーマパーク「Magic Kingdom」「Animal Kingdom」は7月11日(土)に、そして「Epcot」「Disney's Hollywood Studios」は7月15日(水)に再オープンすると発表。


パーク内では来場者達が一定の距離を保てるように、全てのアトラクションに入場制限が付くとのこと。また、再開初期段階では、パーク内の入場も予約制となる。更に、来場者と従業員は入場時に必ず体温チェックとマスクの着用が必須になるとのことなので、パーク内でマスクを付けず笑顔を見せてくれるのは、しばらくの間はミッキーやミニーだけになりそうだ。(中の人がいないという前提であるが)


また、来場者と従業員の交流をできる限り避けて対応するため、パーク内にあるレストランやショップなどでは、来場者は携帯を利用し、メニューを見たり支払いをすることになる模様。

従業員(キャスト)に対しては、来場者に安全な行動をパーク内で取ってもらうための特別訓練を行うとのことだ。更に「ソーシャルディスタンスチーム」と名付けられたチームもパーク内で結成され、来場者に適切なガイドラインに沿って行動してもらうために全力を尽くして促すとのことだ。


上海のディズニーランドは、5月11日から既に再開しており、再開初日のチケットはオンライン販売で即完売になったそうだ。上海のディズニーランドも入場人数を規制しながらの再開となっているが、現時点(5月28日)ではパーク内でのクラスター感染は発生していない模様。


日本のディズニーランドも再オープンの際には、アメリカや上海のディズニーランドのように、新型コロナウイルス感染拡大のために様々な施作が取られるのではないかと見られている。
 

Walt Disney World

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