音楽サイトDancing Astronaut によると、ネバダ州の知事 Steve Sisolak が、6月4日からカジノの再開を許可したとのことだ。ラスベガスのカジノの中でも有名ホテル、Wynn Las VegasThe VenetianTreasure IslandThe CosmopolitanJerry’s Nugget,、MGM Resorts などが、それぞれカジノの再活性化に関する詳細を発表した。再開に当たり「収容人数の半数のみ」を入場可能とする規制が設けられている。



しかし、アメリカ・ネバダ州、ラスベガスでは、未だナイトクラブ再開の目途は立っていない。一方、日本を含めスペイン等の国では、政府のガイドラインに沿って、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、ナイトクラブが再オープンし始めている。


The Cosmopolitan が発表した予防策には、衛生管理の改善、赤外線サーモグラフィーでの体温チェック、ソーシャルディスタンスを保つため家具や機械を移動と再設置によるフロアの変更などがある。Jerry’s Nugget が発表した予防策では、マスクをしていない来場者へスタッフがマスクを配布するとのことだが、もちろんカジノへの来場予定者にはマスクの着用をアナウンスするとのことだ。また入場前に体温チェックをし、アルコール消毒剤をカジノ内に設置する。
 

また上記の写真は、El Cortez Hotel & Casino - Las Vegas に設置されたブラックジャックのテーブルである。プレイヤー毎にプラスチック製のガラスのバリアを設置。また2人掛けのスロットマシーンの間にもバリアを設置している。更に、プレイヤーの立ち位置を指定するためのステッカーが地面に張ってある。

カジノもソーシャルディスタンスを守った形としての再開となるため、新型コロナウィルス以前のカジノの姿とは全く異なったものとなることだろう。