ビヨンセ(Beyonce)とジェイ・Z(Jay Z)が共同全米ツアー「On The Run Tour」の豪華トレイラー・ビデオ「The Run」を公開した。



このビデオではブレイク・ライヴリー(Blake Lively)、ショーン・ペン(Sean Penn)、ジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)等、ハリウッドのA級俳優と共演を果たしている。映画の予告編仕立てのこの約3分半のビデオは、「On The Run Tour」のプロモーションのために制作されたもので、“主役”を務めるビヨンセとジェイ・Zは銀行強盗犯を演じ、あらゆる追手から逃亡する(=On The Run)というハード・ボイルドなストーリー。ビヨンセの身を案じる親友役としてブレイク・ライヴリーが登場するが、豪華なのはキャストだけではない。派手なカー・チェイスや爆破シーンなどのアクション・シーンも、まさにハリウッド映画級のプロダクションだ。トレイラーの締めくくりには、“Coming Soon”(近日公開)ならぬ、”Coming Never” (映画公開なし)という文字が登場するが、ネット上では、“映画を公開して!”という嘆願書集めが始まるほどの盛り上がりを見せている。

この話題の「The Run」を手掛けたのは、女流監督メリーナ・マツオウカ。ビヨンセからも熱い信頼を得ている彼女は、アルバム『ビヨンセ』からの最新シングル「Pretty Hurts」ミュージック・ビデオの監督も手掛けている。