Appleが運営する定額制音楽配信サービス「Apple Music」はサービス開始から順調にユーザー数を伸ばしている。4月末時点では1300万人の有料ユーザーを記録し、さらなる成長が期待されている。また、日本ではまだ開始されていないが、欧米諸国では学生割引が適用されるようになった。

しかしながら、あらゆる面でのバグや不具合が報告されており、「不安定であること」や「使いにくさ」がネックとなっていた。これまでにアトランタに住むJames Pinkstoneさんがブログで、自分のノートパソコンのiTunesで管理していた122GB分(約2万曲)の音楽データが消えてしまったことを報告。Pinkstoneさんは「Apple Music」の会員で、iTunesの内で管理されている楽曲と「Apple Music」の対応楽曲をマッチさせるマッチングシステムが誤作動し、データが削除されてしまった。

こういった報告を受けてAppleはiTuensの修正版であるiTunes 12.4をリリース。バグや不具合の修正に加え、ユーザーの使いやすさを重視して一部のデザイン変更も行っている。

また、AppleがiOSのアプリとしても提供しているGaragebandは、更なるアップデートを実施。
何と中国の楽器を追加することで、音楽の表現の幅をさらに拡大させた。その新楽器の音は、以下から聞いてみよう。