シカゴ出身の大人気若手ラッパー、Vic Mensaがデビュー・アルバムのリリースを発表した。15曲のトラックを収録しており、Ty Dolla $ignをはじめ、Pharrel WilliamsやSaul Williams、Weezer、The-Dream、Pusha Tをゲストに迎え、フィーチャリングしている。
 

また、アルバムのタイトルは『The Autobiography』で、自身のパーソナリティや感性を詰め込んだ、とコメントをした。Vicならではの音楽性・感性を存分に楽しめそうだ。というのも、Vic自身が、24年間の人生経験を通して感じたことをリリックに乗せているようである。本人は今回のアルバムを「これは、ヒューマン・アルバムだ!」と称しており、言い換えれば、人間味の溢れる、まさに文字通り「血であり、汗であり、涙であり、すべて自身がこれまで学んだこと」を集約したアルバムといったところだろうか。

アルバム自体にストーリーがあり、『Vic Mensa』というヒストリー・ムービーを観ているような感覚に陥るのではないだろうかと予測できる。フルで再生し終わる頃にはきっと、彼の心の内で渦巻いた、熱、悲しみ、痛み、怒り、苦しみ、喜びなどを疑似体験しているだろう。楽しみだ。これらのコメントをしているインタビューは以下のリンクから。ぜひ、チェックしてみてはいかが。
 

アルバムにも収録されているPusha Tが参加したMVは、コチラ。
 

現在、NPRにて先行ストリーミングで視聴可能。
デビュー・アルバム『The Autobiography』のリリース日は、2017年7月28日。