マイアミで毎年3月に開催されているULTRA MUSIC FESTIVALを拠点とし、世界中で展開されているULTRA。このULTRAの会場に行ったことがある人、ライブ中継などでULTRAの模様を見たことある人の中には、こんな疑問を持っている人もいるだろう。果たして、ULTRAの出演アーティストたちはサウンドチェックをしているのだろうか? 日々ツアーに追われているアーティストたちに、サウンドチェックをする時間はあるのだろうか。

今年6月に開催されたULTRA KOREAに出演したKSHMRに同行していたOnenoというアーティストが、ULTRA KOREAでのKSHMRのサウンドチェックの様子をYoutubeにアップしていた。

KSHMRは度々ステージの前にある花道に行き、自分の曲の鳴り方を確認している。このビデオでは特に何を気にしているか、音のバランスに関して何か指示があったのかまでは分らないが、彼はオーディエンス目線で音の鳴り方を確認している。もちろんスケジュールの都合で当日に現地入りし、ギグの直前まで取材や撮影などの予定をこなすためにサウンドチェックを行えないアーティストもいるようだが、少なからずDJ MAG TOP100DJSで12位と高い人気を誇り、世界中を回るKSHMRのようなトップアーティストでもサウンドチェックを行っているのだ。

ちなみに2017年のULTRA MUSIC FESTIVALでは一足早くステージを見ようと開催前日の夜から会場付近に人が集まり、会場のフェンスの外からステージを写真に撮っていた。その様子がニュースでも取り上げられた。

2015年は前年の12月17日、2016年は前年の12月18日に翌年のULTRA JAPANの開催発表があったので、そろそろ2018年の開催発表のアナウンスがされてもおかしくない時期ではあるが、しかし2017年にはその年の2月13日の発表だったので、昨年変更となった開催発表の時期が今年も引き継がれている可能性もある。逆に、昨年だけが例外である可能性もあるため、これからULTRA JAPANの最新情報から目が離せなくなりそうだ。

Written by: So-on