現在世界各国で猛威を奮っている新型コロナウィルスの影響により、日本を含めた世界各国のフェスティバルの延期または中止の発表が相次いでいる。新型コロナウィルスがいつ収束するのか、今現在まだはっきっりとは誰もわからない中「夏までには……」「秋までには……」とただ祈るばかりの状況である。


国際保健医療学会の取締役/ペンシルバニア大学医療改革協会の副総長であり、更に新型コロナウィルスのエキスパートでもある Zeke Emmanuel(ジーク・エマニュエル)が、New York Time マガジン「Restarting America Means People Will Die. So When Do We Do It?」にて音楽業界について言及した。


Zeke Emmanuel(ジーク・エマニュエル)が今後の音楽業界がどうなるのかを推測する中で「コンサートやフェスティバル、大規模なライブイベントは皆さんが望んでいる時期に開催出来ないだろう」と語っている。

Zeke Emmanuel(ジーク・エマニュエル)の推測によると、Coachella や EDC Las Vegas など数多くのフェスティバルが2020年上半期に延期されているが、それらは実現出来ないだろう、とのことだ。また、現実的にそういったフェスティバルなどのエンターテイメントは、経済が復活した後、最終的に開催することが可能だろうとも発言している。そして、その時期はどんなに早くとも2021年の秋頃になる、と述べている。

果たして推測が正しいとは限らないが、ただこの推測が当たっているのであれば、音楽業界にとって最悪の状況である。この推測が現実のものとならないよう、今は全世界が力を合わせ、新型コロナウィルに一刻も早く打ち勝つしか他に手はない。