長らく活動を休止していた世界的スーパースターの Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)は、2026年4月11日(土)に米フェス「Coachella 2026(コーチェラ)」の1週目でヘッドライナーを務めた。これが「現在のジャスティン」を改めて大きく印象づける場となり、世界中でストリーミングが急増している。

©Renell Medrano

Coachella のステージでは、昨年発売した2作のアルバム『SWAG』と『SWAG II』の楽曲を中心にパフォーマンスを行い、The Kid LAROI(ザ・キッド・ラロイ)、Dijon(ディジョン)、Tems(テムズ)、Wizkid(ウィズキッド)らのゲストも登場。また中盤では、パソコンで自身の過去の YouTube 映像を流しながら、過去の自分とデュエットする演出も披露した。YouTube から生まれた世界最大級のスターが YouTube で生配信されている Coachella の大舞台で、あえてこういった親密な雰囲気のパフォーマンスを行ったことも大きな話題となった。 
 
これを受け、Justin Bieber の楽曲のストリーミングが急上昇し、Spotify で最も聴かれているアーティストに浮上(Spotify Daily Top Artists Global Chart)。さらにジャスティンの新旧合わせた21曲が Spotify の Global チャートに登場し、中でも「Beauty And A Beat」は3位を記録し、US ではストリーミングが74% 増、ダウンロードは297% 増となった。
 

Justin Bieber Spotify Global Daily チャート登場楽曲(4月15日現在)

・「Beauty And A Beat」3位(+15ランク上昇)
・「Baby」12位(+16ランク上昇)
・「DAISIES」16位(+28ランク上昇)
・「Confident」17位(+28ランク上昇)
・「Sorry」18位(+20ランク上昇)
・「Eenie Meenie」24位(+26ランク上昇)
・「Love Yourself」28位(+42ランク上昇)
・「Company」36位(+56ランク上昇)
・「Let Me Love You」42位(+16ランク上昇)
・「What Do You Mean?」49位(+35ランク上昇)
・「STAY」56位(+55ランク上昇)
・「Ghost」59位(+54ランク上昇)
・「YUKON」60位(+35ランク上昇)
・「Never Say Never」61位(+81ランク上昇)
・「Favorite Girl」86位(初登場)
・「That Should Be Me」91位(初登場)
・「One Less Lonely Girl」106位(初登場)
・「One Time」110位(初登場)
・「Somebody To Love」130位(初登場)
・「Where Are Ü Now」140位(再登場)
・「Boyfriend」187位(初登場)

こうした数字からも、今回の Coachella 出演が一過性の話題ではなく、Justin Bieber のカタログ全体を押し上げる大きな再評価のきっかけになったことが分かる。ここまで大きく伸びた原因の一つに、Coachella ​という巨大イベント自体の可視性が高く、今年も YouTube で大規模に公式配信されたことが挙げられている。そして第二には、セットリストが近作だけでなく、Justin Bieber のキャリアを横断する内容だった点。第三には、長い空白を経た "本格復帰" として受け取られたことが大きい。新規ファンは最新曲に、ライト層や復帰を見守っていた層は旧ヒットに流れやすく、結果としてカタログ全体の再生が押し上げられたと考えられる。
 

また、SNS 上の反響も圧倒的だ。コーチェラ関連のジャスティンの出演動画は、Instagram で24時間以内に1億2200万回再生を記録し、Coachella 史上最多視聴動画となったほか、同時に史上最多いいねの Instagram 投稿にもなった。さらに「#Bieberchella」は X で世界1位のトレンドを記録。ステージの話題性がそのまま配信数、チャート成績、SNS 拡散へとつながり、今回の Coachella 出演が Justin Bieber の存在感を改めて世界に示す機会になったといえそうだ。

Coachella は今週末にWeek 2(2週目)の開催が控えており、こちらも Week 1と同じく YouTube で生配信が予定されているため、Justin Bieber の出演はは、さらに大きな話題をさらうことだろう。

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