9月15日(土)〜17日(月・祝)にかけて、TOKYO ODAIBA ULTRA PARK で開催された ULTRA JAPAN 2018。2日目となる16日も、今年も国内外から名だたる DJ が集結し、お台場を沸かせた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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2日目は日本でも大人気の Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)が登場。Nicky Romero の新たな代表曲になる予感のする "Duality" と David Guetta の "Bang My Head" の Mush up で登場。昨今の自身のヒット曲を存分にセットに組み込み、リリース前の Trilane との ID も披露した。そして彼はいつものように Avicii の "Heaven" をプレイ。天に向かって話しかける姿に心を打たれたファンも多かったはず。ラストは Matisse & Sadko と Raiden の "Light Me Up" と Coldplay の "Viva La Vida" の Mush up で1時間半のセットを締めくくった。


続いて登場したのは Steve Angello(スティーブ・アンジェロ)。初日の大トリを飾った Axwell ^ Ingrosso 同様、Swedish House Mafia が復活となれば、その前に単独でのプレイを日本で見られる最後のチャンスとなった。

彼も Axwell ^ Ingrosso 同様 "Payback" や "Break Me Down" など、自身のヒット曲も流したが、Swedish House Mafia の楽曲も多数プレイ。一際大きな歓声が上がったのが、"Don't You Worry Child" の直後だった。Steve Angelloが「心配しなくていいよ日本、心配しなくていいよ東京、Swedish House Mafia は復活するから」と観衆に告げると、会場全体がワッと熱狂の声に包まれた。


トランスの帝王の代名詞を持つ Armin Van Buuren(アーミン・ヴァン・ビューレン)も、期待を大きく超えるセットを披露してくれた。
登場と共に、Vini Vici と ALOK との "United" を披露し、色鮮やかな国旗の映像が流れてオーディエンスを縦に揺らす。何より圧巻だったのが、CamelPhat と Elderbrook の "Cola" のドロップで、オーディエンスにジャンプを促したシーン。彼の指示に応え、メインステージにいたほとんどの人が一斉にジャンプすると、まるで地震がのではと錯覚するほど大きくお台場が揺れた。
最後はリリースされたばかりの "Blah Blah Blah" の原曲と、Brennan Heart & Toneshifterz の Remix を披露しセットは終了。トランスの帝王の名を欲しいままにするその実力を見せつけてくれた。
 

2日目の大トリは DJ Snake(DJ スネーク)
イントロから Gammer の "The Drop(Francis Derelle Remix)" でオーディエンスを狂ったように揺らし、Armin Van Buuren の余韻を感じさせる暇もないほどだった。
DJ Snake はトラップからポップまで様々な楽曲を手がけてきているため、彼のセットはジャンルレスにサウンドが入り混じる独特なものに。"Propaganda" でオーディエンスを激しく躍らせたと思えば、MØ との "Lean On" で心地良く会場を揺らし、その多彩ぶりを見せつけた。ラストは "Middle" しんみりと ULTRA JAPAN 201 の2日目を締めくくった。


Written By TAKERU SHIGYO