ニューヨークの会場であるラジオシティミュージックホール、マディソンスクエアガーデンを運営する MSG エンターテインメントが、350人の従業員の解雇を発表した。これは、従業員の3分の1を占める人数であるという。

MSG エンターテインメントの姉妹会社であり、バスケットボールチームのニューヨークニックス、アイスホッケーチームのニューヨークレンジャーズを所有する MSG スポーツも、スタッフの約15%である50人を解雇している。


MSG エンターテインメント、MSG スポーツの担当者は、ニューヨークポストに対し、以下のように語っている。

「私たちの成功は卓越性とプロフェッショナリズムの業界標準を一貫して設定した社員の力にかかっていることを知っているので、これは両社にとって難しい決定だった」

「これは私たちのビジネスの長期的な未来を保護するために必要なステップであると信じているが、私たちはイベントを安全に再開することを可能にするソリューションを積極的に追求し続けているので、ライブイベントが再び開催できる日が決まり次第、できるだけ多くの従業員をできるだけ早く元の仕事に戻すことができる」


ニューヨークポストによると、解雇された従業員には、退職金と福利厚生のサポートが提供されるとのことだ。

この大量解雇のニュースは、MSG が毎年恒例のミュージカルホリデーステージショー、ラジオシティミュージックホールで開催されるラジオシティロケッツ主演のクリスマススペクタキュラーの新型コロナウイルスのパンデミックによるキャンセルを発表した後に発表された。