新型コロナウイルスの影響で、2020年の大晦日は寂しいカウントダウンになりそうだ。
渋谷区の長谷部健区長は、新型コロナウイルスの影響を受け、毎年恒例だった渋谷で開催される「大晦日カウントダウンイベント」を2020年は全面的に中止することを発表。


渋谷カウントダウン」は、毎年大晦日12月31日~1月1日にかけて渋谷駅前のスクランブル交差点や道玄坂など渋谷周辺で行われる大規模カウントダウンイベントで、年末の風物詩にもなっていた。

▼昨年の様子「YOU MAKE SHIBUYA COUNTDOWN 2019-2020」

通常このイベントには国内・国外から約10万人もの来場者が見込まれており、渋谷交差点を一時的に封鎖し、巨大スクリーンで来場者全員でカウントダウンするというもの。しかし、コロナ渦において「3密は避けられない」と判断され中止となった。

また、10月31日の「渋谷ハロウィーン」についても「渋谷に人が集まらないように訴えていく」と長谷部区長はコメントしている。

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渋谷ハロウィーンは、一昨年に破壊行為や逮捕者が出て、昨年はそういった状況を踏まえ「ハロウィーン期間中の飲酒行為が禁止」されていた。そのため、昨年は例年とは違った雰囲気の渋谷ハロウィーンとなり、渋谷へ訪れる人数も減少したとのことだ。長谷部区長は、代替案として「バーチャル渋谷」と呼ばれるオンラインハロウィーンイベントの開催を検討していると発表した。

新型コロナが落ち着かない限り、2020年の大型イベントは開催するのが難しいのが現実なようだ...。

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