2017年夏、世界ツアーの最中に突然表舞台から姿を消したカナダ人シンガーの Justin Bieber (ジャスティン・ビーバー)がライム病を患っていたことを自身の Instagram で明らかにした。

昨年2月ごろには関係者から「うつ病の治療をしている」と言う証言があり、ジャスティン本人も「自分自身と向き合うために休養している」と各 SNS にコメントを残していた。

しかし、1月27日より全10エピソードに渡って YouTube Originals で配信される、復帰までの4年間を追ったドキュメンタリー番組「Justin Bieber:Seasons」内で、ジャスティンが感染症の「ライム病」であることを告白したとアメリカメディアの TMZ が報道した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Seasons. #2020. @youtube

Justin Bieber(@justinbieber)がシェアした投稿 -


ジャスティンはその報道を引用して自身の Instagram でコメント。
 

「みんなはジャスティン・ビーバーが酷い顔してるとか、クスリでもやってんじゃないのかとか言ってたけど、まさか僕がライム病を患っているとは誰も気づかなかったね。しかも肌や脳だけでなく全身の健康に影響を及ぼす他の病気も患っていたんだ。
これらは YouTube のドキュメンタリー番組で明らかになると思うけど、僕が頑張って病気を克服しようとしてたのがわかったよね。
この数年間は本当に辛かった。でも現時点では治らないとまで言われる病気を治して復活するから、帽子を脱いで待っててくれよ!」

ここ数年は病気の影響もあってか、帽子を被る姿が多く見受けられたため、自身のその姿をネタに復活を約束。

ライム病とは、マダニによって媒介される細菌感染症。病原菌が全身に広まると、理解力の低下、ろれつが回らない、心疾患、などの脳卒中に似た症状から、皮膚症状、神経症状、眼症状に至るまで様々な症状に苦しめられることとなる。

ジャスティンと同じくカナダ人でシンガーのアヴリル・ラヴィーンが、同じくライム病を患い5年間に渡って闘病していたニュースは記憶に新しいだろう。彼女は既に完治したようだが、当時を振り返って「死ぬかと思った」とコメントしている。それほど過酷な病気であるようだ。

今年1月3日には約4年ぶりとなるニュー・シングル、"Yummy" をリリースし、5月にはツアーを控える Justin Bieber 。シンガーとしての完全復活を楽しみにしながら、少しでも早い病気の完治を願いたい。
 

Written By TAKERU SHIGYO