先日は新型コロナウィルスと共存して生活していくと仮定した場合に必要な完全防備の未来型スーツについてご紹介したが、今回は新型コロナウィルス収束後、飛行機のエコノミーの機内はこうなるのでは...?と旅行会社Secret Flyingが紹介した。

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未来のパンデミック予防を目的とした、エコノミー機内のコンセプトをAvioInteriorsが発表された。AvioInteriorsは、機内のインテリアのサプライヤー会社。AvioInteriorsが発表したデザインは下記となっている。真ん中の座席のみ正反対を向いているというもの。そして透明のプラスチックで人と人が触れ合わない様になっている。



そして別のイタリアの会社がデザインしたエコノミー機内のデザインが以下となっている。上半身部分がプラスチックで覆われている。だが、手元部分は隣の人と触れ合う事が可能になっている。



新型コロナウィルスが収束した後に航空会社がどのように対応するかはすでに問題になっている様で、現在取られている対応は、真ん中の座席をブロックし左右の席のみ座る事が可能なようにしているとの事だ。

そして1番目のエコノミーシートをデザインしたAviointeriorsの広報担当者は以下の様に述べた。

「世界中のすべての国と政府は、このパンデミックをどうにかして乗り越えようと様々な手段や提案をしている。私達も今後の為に様々なアイディアと提案をしていきたいと思っている。高密度の条件が揃っているエコノミークラス。エコノミークラスを主に乗客間の社会的距離を考慮し、デザインしたが、プレミアムエコノミーやビジネスクラスのような低密度クラスでもこのデザインは適用可能な特性を持つ。新型コロナウィルス収束後も、旅行をより安全なものになる様に設計したいと思う。


現在、各国政府が航空会社に、真ん中の座席をブロックする様に要求している。だが今後AvioInteriorsのアイディアが使用されれば、最大33%売上増が見込めるとの事だ。

果たしてこのデザインが採用されるかは別として、新型コロナ収束後も以前の様に飛行機の乗る事が出来るのだろうか...。まだ先の話ではあるが新型コロナ収束後も問題は沢山あると考えさせられるのではないだろうか...。
 

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