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— Recording Academy / GRAMMYs (@RecordingAcad) November 24, 2020
グラミー賞がこの発表を行った後、Justin Bieber はどうやらノミネートされた「カテゴリー」について不満があるようで、それをメモ書きにして Instagram に投稿。
メモ書きで、まず Justin Bieber はこうコメントしている。「どうか僕が感謝をしていないという風に勘違いしないで欲しい。これはただの僕の個人的な意見だ。この考えに共感してくれるも良し、無視しても良し。僕の作品がノミネートされるように応援してくれてありがとう。」
グラミー、僕のアーティストとしての芸術性を評価してくれて感謝しているよ。僕は、僕自身の音楽についてはとても注意深く細心の注意を払い意図的に取り組んでいる。そして、僕は「R&B」の制作をした。"Changes"(最優秀ポップ・パフォーマンス賞(ソロ))は、これからも「R&B」のアルバムです。なぜ「R&B」のアルバムとして認められていないのか僕は不思議でなりません。
僕は小さい頃から、R&B ミュージックに憧れて育ち、そのサウンドをプロジェクトを通し創り上げることを夢見ていた。コード、メロディー、ボーカル、更にはヒップホップドラムまで、このサウンドには紛れもなく入っているのに、R&B のカテゴリーに入らないなんておかしいと思う。
1つハッキリさせたいのは、僕はもちろんポップ・ミュージックも愛している。だけど今回のこのアルバムはポップ・アルバムとして制作したのではない。
でも、僕の仕事に対しリスペクトしてくれていると感じるし、それに対しては感謝している。どちらにせよ、グラミー賞にノミネートされたことはとても光栄に思っているよ。
Recording Academy 会長兼 CEO の Harvey Mason Jr.(ハービー・メイソン・ジュニア)氏は Justin Bieber の上記発言に対し Pitchfork とのインタビューで下のように回答している。
我々は、アーティストの希望を尊重したいと思っている。ある時点で、異なるものを比較しどうするかを決定しなければならない。これは非常に困難な過程で、毎回正しいかと言われるとそうではないかもしれない。だが、私たちは最善の努力をして、アーティストがどこへたどり着きたいのか、どこへ居るべきなのかを把握し、できる限りの評価をしようとしている。もし彼(Justin Bieber)が、アルバムがそういったタイプ(R&B)だと感じているのなら……我々はそうしておくよ。
私たちは、アーティストの芸術をリスペクトし、適切なカテゴリで評価されるように、かなりの努力をしている。