1960年に初めて開催され、音楽産業において顕著な業績を収めたアーティストに対して毎年贈られている、栄誉あるオランダの音楽賞「エジソン賞・ダンスカテゴリー部門」に、オランダ出身のレジェンド Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)Tiesto(ティエスト)Lucas & Steve(ルーカス & スティーブ)の3組がノミネートされた。
 

Martin Garrix は、2017年にも "Martin Garrix & Bebe Rexha - In The Name Of Love" で、エジソン賞にノミネート・受賞している。今回のノミネート作品は、2020年にリリースされた "Higher Ground" や "Drown" などの楽曲でのノミネートとなっており、更に Martin Garrix の別名義 Ytram での制作活動においても Martin Garrix の更なる才能を証明したとノミネート理由に記載されている。
 

Tiesto は 2016年に、エジソン賞・Lifetime Achievement Award(生涯功労賞)でノミネート・受賞しており、今回のノミネートは、昨年5月にリリースしたアルバム『The London Session』が対象となっている。このアルバムは Tiesto がロンドン在住時代にインスパイアされた楽曲で、Becky Hill(ベッキー・ヒル)、Mabel(マーベル)、Rita Ora(リタ・オラ)らイギリス出身のアーティストとコラボ。ノミネート理由としては、世界で大ヒットとなった "The Business" が挙げられている。
 

一方、Lucas & Steve は、 自身のデビューアルバムとなる『Letters To Remember』でノミネート。このアルバムは新型コロナ渦中だった昨年10月にリリースされ、ポップでキャッチーなアルバム楽曲が評価された。またその当時としては異例のドライブイン形式で開催されたアルバム・リリース・パーティーは、ごく少数の熱狂的ファン、家族、友人、報道関係者のみが招待されてデビューアルバムリリースを祝った点も評価された。
 

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