ウクライナ出身のカナダ人 DJ/プロデュサー Rezzが、9月12日に自身の Twitter 上にてベース界のキング、Bassnectar とコラボするとツイート。突然の発表に、両者のファンは歓喜の声と共に、一方で驚きの声も挙がっている。
 

両者には熱狂的なファンが多いことでも有名。一部の The Clut (Rezzのファンの呼称)と Bassheads (Bassnectarのファンの呼称)は昨年11月、ささいなことがきっかけとなり Twitter上で衝突するという事件があった。


事件の発端は昨年11月、Rezz はアメリカで開催された EDC オーランド に出演した。その際、Rezz は「Bassnectar & Gnar Gnar ft. Born I Music - I'm Up」をプレイ。これに対し、熱狂的な Bassnectar たちが Rezz に攻撃的なツイートをしたのだ。

さまざまなニュースを取り扱いディスカッションなどもできるwebサイト "Reddit" では、この一件を引き合いに出し、あるユーザーが以下のように発言。

「some bassheads can be such snobs. Lorin drops 10+ different artists tracks every set, but god forbid somebody else drop a Nectar track.”」

「Bassheads の中には、あり得ない人たちもいるよね。Lorin(Bassnectar の本名)も、毎回セットで10人以上もの別アーティストの曲をプレイしている。他のアーティストが彼の曲をプレイすることは、神様によって禁じられてるのか……」


その後、Rezz が下記のようにツイート。

「もし私のツアーセットで、たった1曲だけでも(実際に1曲だけだったし)bassnectar のトラックをプレイしたことに問題があるって人は、お茶でも飲んで気分を落ち着けたら? 大丈夫、全部 Ok だから。」

 

そして追記ツイートでは

「ごめんね、なぜ私がこうツイートしたか明確にさせて。明らかに彼のファンは、他のアーティストが彼のトラックをプレイするのが好きじゃいみたいね、私は彼のことは好きだし、これからもずっと好き!」


Rezz のツイートに対し、Bassnectar こう返信。​
 

「僕は、君が僕のどの曲でもプレイしてくれることはすごく嬉しいよ。多数の bassheads たちはベースが好きだし、僕らは親切でクリエイティブな君が好きだよ、だから、そうだね、僕の曲をかける時は素敵にマッシュアップしてね :)))))))」


そのようなやりとり過去にあったため、突然今回のコラボ発表となり、The cult のメンバーと bassheads たちには喜びの声と共に衝撃が走った、というわけだ。
 

Rezz が 9月12日に突然「bassnectar とコラボするよ」とツイートすると、bassnectar は Rezz のツイートを引用ツイートし、下記の様に返信。
 

「スタジオで僕たちはサウンドを空へ飛び散らし、雨を降り注がせる、液体状になった感情のしずくが降り注ぐみたいに……長い時間が掛かったけれど、いよいよ僕たちがコラボトラックを造る時が来たんだ」

なかなか詩人な Bassnectar。このメッセージは、コラボトラックがどういった楽曲になるのかを暗示しているのだろうか……?

おそらくお互いのファン同士は、自分が支持するアーティストへの愛が大き過ぎて、思わず衝突してしまったのだろう。だが、間違いなくベース界のクイーンとキングである2人のコラボが最高のトラックになることは間違いない。どんなコラボになるのか、今からリリースされるのを楽しみに待とう!

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